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レディオヘッドのエド・オブライエンが、娘の影響でアバにハマって、映画『マンマ・ミーア!』を鑑賞した際には「大興奮した」経験をしたと明かしている。

ギタリストであるエド・オブライエンは、ロンドンを拠点とするレーベル、ニンジャ・チューンのポッドキャストに出演している。

最新の配信回でジ・インヴィジブルのフロントマンであるデイヴ・オクムと共に出演したエド・オブライエンは次のように語っている。「本当に正直に言うけどさ、娘が映画『マンマ・ミーア!』が大好きでね。言うまでもなくアバは70年代にすごく巨大な存在だったけど、僕はアバのレコードは持っていなかったんだ。それで、80年代と言えば、アバなんて、嘘だろっていう感じだったからさ」

「あいにくその先入観のせいで評価が左右されてしまうことがあって、アバの音楽にはとても批判的になりがちだったよね」

しかし、エド・オブライエンは次のように続けている。「クリスマスにみんなで一緒に『マンマ・ミーア!』を観たんだ、遂にね。それで僕は『この歌は素晴らしいぞ! なんてことだ!』って思ったんだ。大興奮したよ。ピアース・ブロスナンが歌っているときでさえね」

「ピッチフォーク」によると、エド・オブライエンはこのポッドキャストで他にも青春時代に聴いた音楽についても語っている。「僕が育った時は、(人の好みを取り締まる)“テイスト・ポリス”が幅をきかせていたんだ。だからすごく限定されてたよね。80年代に大事だったのは、どんな連中といるのか? どんな仲間とつるんでいるのか?ということだった。僕はポスト・パンクを聴いていて、あとはザ・スミスとかね。分かるだろ、インディーとかさ……レッド・ツェッペリンなんかは聴かなかったんだよ」

「その後、ハッピー・マンデーズとザ・ストーン・ローゼズの登場で一変したんだ。突然、ダンス・ミュージックが持ち込まれたからね。でも、オックスフォードシャーでは、みんなR&Bは聴かなかったんだ、本当に。不運なことだけど、それは僕の子供時代の残念なことのひとつだよね」

このポッドキャストの音源はこちらから。

先週末にはイスタンブールで行われたレディオヘッドのリスニング・パーティーが襲撃を受けている。

レディオヘッドはこの襲撃に対し、次の声明を発表している。「わたしたちの心は今夜、イスタンブールのヴェルヴェット・インディグラウンドで襲撃された人々のもとにあります。わたしたちはいつか、今回の狭量な暴力的な行いを、ずっと昔の過去の出来事として振り返られるようになることを願っています。今は、わたしたちのイスタンブールのファンに愛とサポートを送ることしかできません」

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