今週初めにコークで行われたコンサートで、ノエル・ギャラガーとやじを飛ばした観客とのやりとりが報じられている。
ノエル・ギャラガーは、7月14日(火)にアイルランドのコークにあるヴェニュー、マーキーでライヴを行ったが、その時、ファンのひとりが、かつてのバンドメイトである弟のリアムをさすと思われる「リアムはどこだ?」というやじを飛ばして、ライヴを中断させたという。
ノエル・ギャラガーとこの観客とのやりとりは、観客によって撮影されている。ノエル・ギャラガーは次のように、そのやじに返答している。「みんなのために言っておくけど、ここにコメディアンがいて、『リアムはどこだ?』って言ってるんだ。彼は地元のコメディアンかい?」
その上で、こう続けている「リアムは家にいて、自分の姿を鏡で見てるよ」
次に、ノエル・ギャラガーは、やじを飛ばした相手のほうを見て、次のように語りかけた。「あいにく、リアムはお前ほどバカじゃないんだ。お前、俺の弟よりバカって、どういうことだよ?」
ノエル・ギャラガーはこのやりとりの後、オアシスの2005年のシングル“The Importance Of Being Idle”を演奏している。
なお、ノエル・ギャラガーは、先日オアシスの再結成について、可能性は「1%」とコメントしている。
イタリアのインターネット・ラジオ「チッタ・フューチュラ」に出演した際に、オアシスの再結成の可能性について質問されたノエル・ギャラガーは「そうだな、可能性があるとしても1%だ。でも、俺はあり得ないと思ってるよ」と答えている。
彼は続けてこう語っている。「余程の理由がない限り、再結成はないよ。なぜなら、芸術的な面で(オアシスで)あれ以上やることがないからだ。それに俺はもう金も要らないし、アルバムの売り上げも必要ない。だから、再結成する理由がないんだよ。再結成に何の意味があるのか、俺にはさっぱり分からないんだよ」
ノエル・ギャラガーはまた、ハイ・フライング・バーズの次回作の進捗状況についても語っている。
「次のアルバムのために、5週間ぐらい以内にはスタジオに入るつもりなんだ。年末より前にいくらか作業しようと思っててさ。年末までに作業を終えられたらといいけどね」
ファンは次のレコードに何を望めるかに話が及ぶと、ノエルは次のように語っている。「今までのところ、音的にはまったく違うんだけど、でも、すごくメロディックなのはそのままって感じかな」
「俺にとっては新しいやり方なんだ。すごく難しいっていうか、時間がかかるんだけどね。曲を書くのとレコーディングを一緒にやってるんだよ。座って曲を全部書いてから、レコーディングするなんてことはないんだ。スタジオでそれらをやってしまうんだよ。時間はもっとかかるんだけどさ。でも、今のところできたものはすげえ良かったんだよね」
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