GETTY

Photo: GETTY

デュラン・デュランが現地時間4月12日のニューヨークの公演で、自身の巨大なスターダムにとっての恩師であったデヴィッド・ボウイに捧げる追悼パフォーマンスを行っている。

デュラン・デュランは音楽的影響という点でも、友人という点でもデヴィッド・ボウイのことを崇拝しており、自身の1981年発表のヒット曲“Planet Earth”に、1969年発表のデヴィッド・ボウイの“Space Oddity”を繋げて、メドレーを披露している。

デュラン・デュランはバンド結成においてデヴィッド・ボウイを、中心的な影響を受けた存在と考えており、2005年にサイモン・ル・ボンはデヴィッド・ボウイについて「常に僕にとっての神だった」と語っている。

彼はニューヨークのステージで次のように語ったという。「彼のやってきたことすべてが大好きなんだ。彼は僕が育つ上で極めて重要な存在で、アイデンティティというものに向かうのを手助けしてくれたんだ。彼をちょっとだけでも知ることができて幸運だったし、彼は真の紳士だったし、どんな点においても僕をがっかりさせることはなかったと言えるよ。彼は真のアーティストなんだ。音楽についてのすべてだよ。付随する名声なんて彼にとっては何物でもなかった。彼はいつだって自分自身を完璧に統率してて、それは本質的に刺激的なものだったんだ。自分のヒーローと会うことについて気を揉むかもしれない。でも、デヴィッドについては何も恐れることはないんだ」

別公演でのデュラン・デュランによる“Planet Earth/Space Oddity”の映像はこちらから。

デュラン・デュランはブルックリンのバークレイ・センターで行われたライヴで、リンジー・ローハンをステージに招いて、観客を驚かせている。

Thank you New York! #duranduran #nyc @duranduran

Lindsay Lohanさん(@lindsaylohan)が投稿した写真 –

リンジー・ローハンは、デュラン・デュランの楽曲“Danceophobia”でインタールードのスポークン・ワードをレコーディングしており、同曲は昨年9月にリリースされた通算14作目の最新作『ペーパー・ゴッズ』に収録されている。

デュラン・デュランのメンバーは、デヴィッド・ボウイのカメレオンのようなキャリアへの思いで意気投合し、長年にわたって何度も“Fame”、“Diamond Dogs”、“Boys Keep Swinging”といったデヴィッド・ボウイの作品をカヴァーしている。1987年には、デヴィッド・ボウイとデュラン・デュランは一緒に北米ツアーを行っている。

デュラン・デュランは現在北米ツアーを行っており、次の公演は4月15日にジョージア州アトランタで行われる予定となっている。

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ