Photo: Shervin Lainez

デヴィッド・バーンは最新作『フー・イズ・ザ・スカイ?』のデラックス・エディションをリリースしている。

デヴィッド・バーンは2018年発表の『アメリカン・ユートピア』以来となるソロ最新作を昨年9月にリリースしており、アルバムにはヘイリー・ウィリアムス、セイント・ヴィンセント、ザ・スマイルのトム・スキナーらが参加している。

アルバムのリリースから1周年を記念して、デヴィッド・バーンは最新作『フー・イズ・ザ・スカイ?』のデラックス・エディションをリリースしている。デラックス・エディションにはこれまでにリリースされてきた“T Shirt”や“¿Cuál Es La Razón?”など、4曲が追加収録されている。

デヴィッド・バーンはデラックス・エディションについて次のように述べている。「アルバムとは何か。いい質問です。LP愛好家や熱心なレコード・コレクターにとってアルバムとは『固定されたもの』という感覚があります。つまり、アーティストが意図した特定の曲順で、物理的な媒体に収められた一連の楽曲であり、それによってまとまりのあるリスニング体験が生まれるというものです」

「しかし、ストリーミングやダウンロードの登場によって、その概念は一変しました。アルバムは極端に長くも短くもなり得ますし、収録曲も時の経過とともに変わることもあります。唯一変わらないのは、それらの曲が同時期に作曲・レコーディングされたという点くらいでしょう。だからこそ、その曲は当時の空気や場所を反映し、ある種のサウンド的な一貫性を持っているのです」

「そこで、最新アルバムに2曲を追加することにしました。これらは曲の出来が悪かったから外されたわけではなく(そうでないことを願いますが)、当初のアルバムにグルーヴや主題のヴァラエティを持たせるために外されていました。個人的にお気に入りの曲の一つである“My Madness”は、自分の中にある“狂気”を自分とは別の存在として捉え、それを愛し、理解し、尊重するようになるという内容です」

「そこには和解があります。着ているTシャツに描かれたメッセージの映像と共にセットリストに加えた古い曲“T Shirt”やメキシカン・インスティテュート・オブ・サウンドが制作し、ナタリア・ラフォルカデとの共作となった“What is The Reasons for It”の素晴らしいヴァージョンも収録されています」

デヴィッド・バーンは10月8日に新刊『スリーピング・ビューティーズ』が発売されることも決定している。

ペンギン・ランダム・ハウスより刊行される本書は、ある種のアイディアがなぜ「時代を先取りしている」と見なされ、世界がその受け入れ態勢を整えたときに自然と再び脚光を浴びるようになるのか、といった哲学的問いを中心に据えたものとなっている。

アルバムのストリーミングはこちらから。

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