
Photo: Shervin Lainez
デヴィッド・バーンは現在行っている『フー・イズ・ザ・スカイ?』ツアーをブラディ・コーベットを監督に迎えて、映像化することを発表している。
ボルチモアのヒッポドローム・シアターで行われた複数の公演で撮影された本作は4大陸で150回以上の公演が行われたツアーを記録したものになる。公演は70mmフィルムで撮影され、現在はポストプロダクションの段階にあるという。
デヴィッド・バーンは声明で次のように述べている。「ブラディ・コーベットから『ライヴを70mmフィルムで撮影したい』と言われた時、彼が送ってくれた映像の一部を見るまでは、それがどれほど大きな違いを生むのか分かっていませんでした。彼の言う通りでした。ワイドスクリーンならではの画角で見事にライヴが捉えられているのです。あのような映像はこれまで見たことがありません」
ブラディ・コーベットは2024年公開の監督作『ブルータリスト』でアカデミー賞に10部門でノミネートされており、主演男優賞、撮影賞、作曲賞の3部門を受賞している。
デヴィッド・バーンの現在のツアーは、ミュージシャン、シンガー、ダンサーからなる13人のアンサンブルがステージ上を絶えず動き回る構成となっている。
セットリストには『フー・イズ・ザ・スカイ?』の楽曲に加え、“Psycho Killer”、“This Must Be the Place (Naive Melody)”、“Life During Wartime”、“Burning Down the House”といったトーキング・ヘッズの代表曲も盛り込まれている。
先日、デヴィッド・バーンはツアー生活の中で頭をすっきりさせるためにサイクリングしながら聴いている曲をまとめたプレイリストを公開している。
デヴィッド・バーンはツアー生活に自転車を取り入れた件について次のように語っている。「バンド全員が折りたたみ自転車を持っていて、一緒に出掛けたりしているんだ。午後に時間が空くと、頭をクリアにするためによくサイクリングに出かけたりするんだ。一人で走る時、安全な道や交通量の少ない道であれば……このプレイリストを聴いているんだ」
プレイリストに添えられたコメントの中でデヴィッド・バーンは自身の「ポップ・ミュージック」に対する幅広い捉え方についても触れている。「私の考えるポップ・ミュージックの定義はとても広いものです。一般的にメインストリームと見なされる曲もありますが、そうした曲の中にも、しばしば既成の枠組みの限界に挑んでいるようなものがあります。一方で、ポップ・ソングの形式や長さ、構成をとっていながら、私の耳には、いわゆるメインストリームの曲とはまったく違って聴こえるものもあります」
「とはいえ、私にとってはどれも等しいものなんです。それらのどれもが内側にあるとか、外側にあるとは考えていません。というのも、そうした定義が変わるのを何度も目にしてきましたし、数多くの例外がルールとは破られるためにあるものだと証明しているからです」
公開されたプレイリストはこちらから。
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