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ヴァン・ヘイレンのデイヴィッド・リー・ロスは現在行っているツアーの残りの日程をすべてキャンセルしたことを受け、サミー・ヘイガーが意外な形で和解のメッセージを寄せている。

デイヴィッド・リー・ロスの北米ツアーは4月から始まったが、サウスダコタ州で開催される「スタージス・モーターサイクル・ラリー」での8月7日の公演を除いて、今回ツアー日程がキャンセルされることが発表されている。デイヴィッド・リー・ロス陣営はキャンセルの理由を発表していないが、チケットの売れ行き不振が一因ではないかと多くの人が推測している。

それを受けて長年確執のあったヴァン・ヘイレンのもう一人のシンガーであるサミー・ヘイガーはソーシャル・メディアに動画メッセージを投稿している。「マイケル・アンソニーから君のツアーがキャンセルになったという電話をもらったんだ。心の底から気の毒に思っていると伝えたい」とサミー・ヘイガーは語っている。

「元気でいることを願っているし、身体に問題が起きたわけじゃないことを願っているよ。正直なところ、マイケル・アンソニーと私は君がツアーをやって、私たち二人が在籍していた世界でも最高のバンドを支えていることを嬉しく思っていたんだ。本当に残念に思うよ」

「ひどい話だよね。このバンドで私たちがやってきたことを支え、その音楽を生き続けさせようとしてきたのにね。君や私、マイケル・アンソニー、アレックス・ヴァン・ヘイレン、エディ・ヴァン・ヘイレンは代わりのきかない存在だ。だから、また続ける準備ができたら、やってほしい。マイケル・アンソニーと私はサポートするから」

サミー・ヘイガーはその後、意外にもラスベガスのドルビー・ライヴで行っている連続公演「サミー・ヘイガー:ザ・ベスト・オブ・オール・ワールド」にデイヴィッド・リー・ロスのことを招いている。

「今年9月にやるラスベガスでの連続公演に来てくれ。ぜひステージに参加してほしい」とサミー・ヘイガーは語っている。「何曲か歌ったり、ライヴのMCをしてくれ。ぜひ来てもらって、君のやっていることをやってほしい。つまり最高のエンタテインメントだよ。元気でいてほしい。心からそう願ってるよ。神の御加護を」

昨年、サミー・ヘイガーは『NME』のインタヴューでヴァン・ヘイレンの残っているメンバーとツアーを行う可能性はあるかと訊かれると、次のように答えている。「ないね。アレックス・ヴァン・ヘイレンとやりたい気持ちはまったくないんだ。機材を全部売りに出して、松葉杖を使って歩いている状態だからね。ツアーはできないんじゃないかな」

「デイヴィッド・リー・ロスのことは関心がないんだ。デイヴィッド・リー・ロスと問題があるわけじゃない。でも、また一緒にツアーをしたいとは思わないよ。2002年にやったけど、ひどい有様だったからね。彼は楽しそうじゃなくて、見た目に反して、駆け引きをしてくるんだ。言うまでもなく、彼が声の不調に苦しんでいることは周知の事実だからね。チケット代を払ってくれた観客に対して、彼を連れてきたことを謝罪するような事態にはしたくないんだ」

「ザ・ベスト・オブ・オール・ワールドのバンドには満足しているんだ。ギタリストはジョー・サトリアーニで、エディ・ヴァン・ヘイレンと親交が深かったし、マイケル・アンソニーは他のメンバーと同じようにヴァン・ヘイレンのサウンドを担っていた。そしてドラマーはレジェンドのケニー・アロノフだからね。ヴァン・ヘイレン以来、最高のバンドだよ」

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