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ビリー・ジョエルは衛星ラジオ局「シリウスXM」で脳疾患と診断された自身の容態について現在の状況を語っている。
昨年5月、ビリー・ジョエルは正常圧水頭症と診断されたことを受けて、予定されていたコンサートをすべてキャンセルすることとなっている。正常圧水頭症は患者の聴力、視力、平衡感覚に影響を与え、そのため演奏活動が困難となっている。
今回、ビリー・ジョエルは衛星ラジオ局「シリウスXM」の自身のチャンネルで電話によるファンとの質疑応答に応じており、自分の病気についてあまり心配してほしくはないと語っている。
「脳の疾患だと目にして心配してくれている人がいるのは分かりますが、実際よりも深刻に聞こえてしまうかもしれないね」とビリー・ジョエルは語っている。「元気にやっているよ。平衡感覚はあまり良くないし、聴力も少し落ちたけど、それはそれは年齢のせいもあるかもしれないからね。ロックンロールな生活や大音量での演奏も影響しているかもしれない。でも、元気にやっているんだ。みんなには自分のことを心配してほしくないんだ。大丈夫だから。でも、電話をくれたことには感謝しているよ」
電話をかけてきたファンはビリー・ジョエルが1973年に発表した楽曲“Captain Jack”の題材について尋ねている。この曲はドラッグの売人を題材にしたことで知られている。
「当時、ロングアイランドのオイスター・ベイに住んでいて、公営住宅の向かい側だったんだ。すると、郊外から来た若者たちがそこでドラッグを手に入れているのをよく見かけんだよね。郊外のキッズたちがそんなことをしているのが自分には不思議だった。自分にとってはまったく馴染みのないことだったからね」
ビリー・ジョエルは“Captain Jack”について「窓から眺めて作った曲」と評している。「自分のアパートから窓越しに、その売人のところへ出入りする人々を眺めていたんだ。通りの向かい側だったからね。ベースラインのアイデアが浮かんでいて、少し交響曲のような感じがあったので、いつかそれを使って曲を作りたいと思っていて、曲の題材があのベースラインの雰囲気にぴったりだと感じて、それで書き上げたんだよ」
ツアーをキャンセルした際に発表した声明で、ビリー・ジョエルは「最近のコンサート・パフォーマンスによって悪化し、聴覚、視覚、平衡感覚に問題が生じた」と述べていた。
「医師の指示に基づき、ビリーは専門的な理学療法を受けており、回復期間中は演奏活動を控えるよう助言されています」とビリー・ジョエルの担当者は述べ、「ビリー・ジョエルは受けている素晴らしい治療に感謝しており、自身の健康を最優先に考えています」と続けている。
その後、ビリー・ジョエルは自身の病状について伝言を託して、「死ぬつもりはない」と伝えている。友人であるハワード・スターンは衛星ラジオ局「シリウスXM」の自身の番組でアーティストからの短いメッセージを伝えている。
「ビリー・ジョエルと2週間前に会ったんだ。一緒にディナーを共にしたよ」とハワード・スターンは語っている。「彼は元気だった。問題もあるけれど、彼が言っていたのは『伝えてもらいたいことがあって、死ぬつもりはないんだ』ということだった。彼としてはそれをみんなに知ってほしかったみたいだね」
「医療面ではいくつか対処しなきゃいけないことがあるけど、楽しそうだったよ。妻たちと素晴らしい時間を過ごして、素晴らしい会話もさせてもらった。ギターでクラシックの曲を弾くのに凝っていることを伝えたら、彼は顔を明るくしていた。彼も好きなことだからね」
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