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ベン・フォールズは議会での証言でジョン・F・ケネディ・センターの会長にドナルド・トランプ大統領が就任した件について「芸術を政治利用すれば、それはプロパガンダになってしまう」と批判している。
ベン・フォールズは10年近くにわたってジョン・F・ケネディ・センターの「ナショナル交響楽団」で芸術顧問を務めていたが、ドナルド・トランプ大統領が会長に任命された2025年にその職を退くこととなっていた。
ワシントンD.C.にあるジョン・F・ケネディ・センターはドナルド・トランプ大統領が任命した運営委員会が名称を「トランプ・ケネディ・センター」に変更する決議を行ったことで、政治的な騒動の渦中に置かれることとなっている。しかし、議会の承認なしに名称変更はできないという裁判所の判断が下され、この試みは撤回されている。
先月、ベン・フォールズは公開書簡を発表して、ジョン・F・ケネディ・センターが「大統領による運営権の掌握に起因する財政的混乱によって窒息させられている」として、困難な時期を乗り越えようとしている同施設への支援を呼びかけていた。
今回、ベン・フォールズは議会のフォーラムで発言して、ドナルド・トランプ大統領による運営権の掌握は有害であり、「政治的アジェンダを推進しようとする試み」であると批判している。
「センターでの会議や集まりで政治の話が出ることなど一度もありませんでした」とベン・フォールズはドナルド・トランプ大統領が関与する前の在任期間を振り返っている。「トランプ派の理事を含め、関与するすべての人が理解していたのは、私たちがそこにいる目的は、政治的アジェンダを推進することではなく、すべてのアメリカ人のために芸術を創造し、教育し、披露する、ということでした」
ベン・フォールズは次のように続けている。「芸術を政治利用すれば、それはプロパガンダになってしまうということは、私たちの多くが理解しているたことだったと思います」
運営権の掌握によるその他の悪影響として、彼はセンターでの公演を予定されているアーティストがステージ上でドナルド・トランプ政権を批判するような発言をした場合、「報復を受けずに済む」という信頼が持てなくなったことを挙げている。
また、ドナルド・トランプ大統領が会長に就任して以来、同施設での公演依頼を受けるか断るかという行為が、政治的な意思表示として解釈されかねない状況になっていることも指摘している。
変化の一例としてベン・フォールズはヤスミン・レヴィの公演を挙げており、9月にケネディ・センターで行ったコンサート中に運営委員会を批判し、その結果、一部の観客からブーイングを浴びせられることになったと述べている。
「大統領による運営権の掌握はケネディ・センターに打撃を与え、かつては成功を収めていたビジネスモデルを崩壊させ、同センターが本来掲げていた中核的な使命を軽視することになりました」とベン・フォールズは述べている。
議会のフォーラムでは大統領による運営権の掌握について「ドナルド・トランプ大統領の虚栄心を満たすためのプロジェクト」の一例として、「市民が懸命に働いて納めた何億ドルもの税金を浪費することになった」と批判されている。
一方、ベン・フォールズ・ファイヴはデビュー・アルバム『ベン・フォールズ・ファイヴ』の未発表セッション音源が『シェルヴド・ファースト・アテンプト』としてオリジナル・アルバムのリマスター音源と共にリリースされることが決定している。
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