
Photo: Ethan A. Russell / Apple Corps Ltd
ザ・ビートルズは来年サヴィル・ロウ3番地が史上初めて公式のファン体験施設として一般公開されることが決定している。
ロンドンのメイフェア地区にあるこの建物は初期のアップル・コアの本社であり、『レット・イット・ビー』がレコーディングされたスタジオとしても機能し、1969年に時代を象徴するルーフトップ・コンサートでザ・ビートルズが最後の公開パフォーマンスを行った場所でもあり、ポップ・カルチャーの歴史において長らく重要な場所として認知されてきた。
2027年、この建物が史上初めて一般公開されることが決定している。一般公開では『レット・イット・ビー』がレコーディングされたスタジオが再現されるほか、7つのフロアにわたってアップル・コアの膨大なアーカイヴから厳選された未公開品が展示され、企画展も行われ、公式ストアも併設される。
ファンはピーター・ジャクソン監督が手掛けた『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』でも甦ったルーフトップ・コンサートをまさにその場所で追体験して、バンドの足跡を辿る機会を得られることになる。
「おおっ」とリンゴ・スターはこの件についてコメントを寄せている。「家に帰ってきたみたいだ」
「この間、サヴィル・ロウ3番地を再び訪れて、見て回ることができて、素晴らしい体験だった」とポール・マッカートニーは述べている。「屋上は言うまでもなく、この建物の中にはたくさんの特別な思い出が詰まっている。チームは本当に素晴らしい計画をまとめてくれて、準備ができたら、みんなに観てもらえるのが楽しみだよ」
アップル・コアのCEOであるトム・グリーンはアップル・コアを精神的な拠点として再び戻すことができて「興奮しています」と語っている。「毎日、サヴィル・ロウ3番地の外では写真撮影が行われています。しかし、来年からは中に入って、この象徴的な建物の7フロアすべてを見学できるようになります。屋上にも足を運ぶことができ、1969年のあの有名な日から変わらない手すりまでそのまま残されています」
サヴィル・ロウ3番地の詳細と現在企画中の二つ目の体験に関する詳細は追って発表される予定となっている。新たな情報については以下のサイトで登録が受け付けられている。
https://3savilerow.thebeatles.com/
ザ・ビートルズはバンドにまつわるリヴァプールの歴史的な一品が引き取り手が見つからず、スクラップとして売却される危機に瀕していることも報じられている。数十年にわたってマージー・ドックで使われてきたサルヴァー号のマストは1962年にリンゴ・スターが加入した際、ザ・ビートルズ初の公式写真の背景として使われていた。
2026年はザ・ビートルズの存命のメンバー2人にとって忙しい1年となっていて、リンゴ・スターは通算22作目のソロ・アルバム『ロング・ロング・ロード』を先月リリースしており、ポール・マッカートニーはニュー・アルバム『ダンジョン・レインの少年たち』を5月29日にリリースすることが決定している。
新作『ダンジョン・レインの少年たち』にはポール・マッカートニーとリンゴ・スターの初のデュエットとなる“Home To Us”も収録される。リヴァプールでのルーツを懐かしく振り返る“Home To Us”にはシャーリーン・スピテリとクリッシー・ハインドもゲスト・ヴォーカルとして参加している。
一方、リンゴ・スターの『ロング・ロング・ロード』はT・ボーン・バーネットによるプロデュースで、シェリル・クロウ、ビリー・ストリングス、セイント・ヴィンセントらが参加している。
ザ・ビートルズについてはサム・メンデスが監督を務める伝記映画『ザ・ビートルズ – ア・フォー・フィルム・シネマティック・イベント』が2028年4月に公開される予定となっている。映画についてはハリス・ディッキンソンがジョン・レノンを、ポール・メスカルがポール・マッカートニーを、バリー・コーガンがリンゴ・スターを、ジョセフ・クインがジョージ・ハリスンを演じている。
Copyright © 2026 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.




