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ザ・ビートルズはバンドにまつわるリヴァプールの歴史的な一品が引き取り手が見つからず、スクラップとして売却される危機に瀕している。
数十年にわたってマージー・ドックで使われてきたサルヴァー号のマストは1962年にリンゴ・スターが加入した際、ザ・ビートルズ初の公式写真の背景として使われている。
写真撮影後、マストはリヴァプール中心部の象徴的なリヴァー・ビルディング近くに数十年間設置されていたが、2020年に道路工事のため移設されている。今回、リヴァプール市議会は新たな設置場所を見つけられなかったため、マストは解体され、スクラップとして売却される危機に瀕している。
リヴァプール市議会はマストの引き取り手を募集しており、元『リヴァプール・エコー』紙記者のピーター・エルソンをはじめとする地元住民が新たな設置場所を探す活動を行っているが、現状では適切な申し出は現れていない。
「あんなに貴重なザ・ビートルズにまつわる一品は保存されるべきなのは間違いありませんが、スクラップとして売られようとしていました」とピーター・エルソンは述べている。「キャヴァーン・クラブやマドリン・ストリートにあるリンゴ・スターの家で学んだはずなんですがね。保存運動が起こるまでは取り壊そうとしていたんです」
2026年はザ・ビートルズの存命のメンバー2人にとって忙しい1年となっていて、リンゴ・スターは通算22作目のソロ・アルバム『ロング・ロング・ロード』を先月リリースしており、ポール・マッカートニーはニュー・アルバム『ダンジョン・レインの少年たち』を5月29日にリリースすることが決定している。
新作『ダンジョン・レインの少年たち』にはポール・マッカートニーとリンゴ・スターの初のデュエットとなる“Home To Us”も収録される。リヴァプールでのルーツを懐かしく振り返る“Home To Us”にはシャーリーン・スピテリとクリッシー・ハインドもゲスト・ヴォーカルとして参加している。
一方、リンゴ・スターの『ロング・ロング・ロード』はT・ボーン・バーネットによるプロデュースで、シェリル・クロウ、ビリー・ストリングス、セイント・ヴィンセントらが参加している。
ザ・ビートルズについてはサム・メンデスが監督を務める伝記映画『ザ・ビートルズ – ア・フォー・フィルム・シネマティック・イベント』が2028年4月に公開される予定となっている。映画についてはハリス・ディッキンソンがジョン・レノンを、ポール・メスカルがポール・マッカートニーを、バリー・コーガンがリンゴ・スターを、ジョセフ・クインがジョージ・ハリスンを演じている。
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