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ビリー・アイリッシュは『ヒット・ミー・ハード・アンド・ソフト』ツアーでコンサートを携帯電話で撮影していたファンを擁護している。
今年のコーチェラ・フェスティバルではサブリナ・カーペンターとマドンナが共演した際に多くの観客がパフォーマンスを携帯電話で撮影していて微動だにしない様子が話題となっており、世界的な議論を生むこととなっている。
しかし、ジェームズ・キャメロンと共同で監督を務めたビリー・アイリッシュの最新コンサート・フィルムでは女性の観客の多くが彼女のヒット曲に合わせて飛び跳ねながらも、携帯電話でその様子を撮影している模様が映し出されている。
ビリー・アイリッシュは携帯電話の使用を巡ってファンが批判されることはないのかと尋ねられると、『NME』に対して次のように語っている。「そういうものなんじゃないかな。私たちの世代やその下の世代というのは撮影したいんだと思う。私もいつも動画を撮ったり写真を撮ったりしているしね」
こうした行動のほとんどは家に帰ってからその体験をもう一度味わいたいという思いからきているんじゃないかと思うとビリー・アイリッシュは説明している。「もっと若かった頃、コンサートやフェスティバルに行ったら、私も一部始終を撮影していた。そして、撮った動画を何度も何度も繰り返し見て、観客の歓声まで覚えてしまうほどだった」
ビリー・アイリッシュは次のように続けている。「それを軽視すべきじゃないと思う。携帯電話を手放せないというのは今のカルチャーの重要なところなんだと思う。それで繋がっていられるわけだから。そうでしょ」
“Ocean Eyes”がオンラインで話題になったことでブレイクを果たしたビリー・アイリッシュは自身の成功も若者によるデジタル空間でのやりとりによるところが大きいと語っている。「インターネットがなかったら、私のキャリアはなかっただろうし、ファンもいなかったと思う。今のようなインターネットでの繋がりもなかっただろうしね」一方で、24歳のビリー・アイリッシュはソーシャル・メディアについて「大きなデメリット」もあり、「よくない」側面があることも認めている。
ビリー・アイリッシュは今回劇場公開されるコンサート・フィルム『ヒット・ミー・ハード・アンド・ソフト:ザ・ツアー』を製作することになった経緯についても振り返っている。
「母からコンサートを3D映画化しないかという話がジェームズ・キャメロンからきていると聞いた時、世界でも最高にクールだと思った」とビリー・アイリッシュは振り返っている。「今回のライヴやツアーは大好きで、ずっと続けるわけにはいかないということにつらくなり始めていたんだけど、ジェームズ・キャメロンがこのアイディアを持ってきてくれて、ずっと追体験できるんだと思った。だから、私の答えはもちろんイエスだった」
ビリー・アイリッシュは可能であれば、実際のライヴのように楽しんでほしいとレッド・カーペットでも語っている。
「シンガロングしてほしいし、叫び声を上げてほしいし、立ち上がってほしい。走り回ってほしいぐらい」とビリー・アイリッシュはキャピタルFMに語っている。「劇場が許せばだけどね」
現時点でライヴの日程は組まれておらず、映画『ヒット・ミー・ハード・アンド・ソフト:ザ・ツアー』のプロモーションもほぼ終了したなかで、ビリー・アイリッシュは通算4作目となる次のアルバムの見通しについても触れている。
「新曲には取り掛かっていて、実際に手を付けている。もう少ししたら、アルバムのモードにどっぶりと入ることになると思うけど、今は楽しんでいるところね」とビリー・アイリッシュは語っている。「本当に楽しい時期を過ごしていて、そのせいで次のアルバムは駄作になってしまうかもしれない。これまで楽しい時期を過ごしたことなんてほとんどなかったから。でも、今はまさに移行期で、順調な感じね」
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