
Photo: Piers McGrail and Thomas James
ニーキャップはケイ・テンペストが参加した“Irish Goodbye”の13分に及ぶショート・フィルムが公開されている。
“Irish Goodbye”はモウグリ・バップが2020年に母親を自殺で亡くしたことについて書いた楽曲で、明日5月1日にリリースされるニュー・アルバム『フェニアン』に収録される。
ショート・フィルムにはディアドラ・オケインやリアム・カニングハムが出演しており、自殺と思われる死によって近親者を失った家族が、その悲しみと向き合う姿が描かれている。ニーキャップとケイ・テンペストによるパフォーマンス映像も挟み込まれており、最後には「失った人々、そして失いたくない人々のために」というメッセージが表示される。
“Irish Goodbye”のショート・フィルムはこちらから。
モウグリ・バップは“Irish Goodbye”について次のように述べている。「このことについて曲を書くつもりはまったくなかったんだ。けれど、父親がコンラ・ナ・ゲールゲ(※アイルランド語(ゲール語)の普及と保存を目的とする団体)の代表を務めていた90年代のドキュメンタリーが兄弟のところに送られてきたんだ。撮影クルーは自宅にも来ていて、自分たちはふざけながら宿題をやっていた。幼い頃は自分たちのことを映像で撮影するような家族じゃなかったから、写真しか残っていなかった。だから、初めて映像で母親を目にすることになったんだ。母は幸せそうだった」
「“Irish Goodbye”は母と自分が一緒にした何気ない出来事について歌った曲だ。母がいなくなったら、こんなにも日々の出来事が惜しまれるなんて分かっていなかった。公園に散歩に行ったり、叱ってくれたり、しつけのことを言われたり、アドバイスをくれたり、惜しまれるのは小さなことばかりだ」
「ケイ・テンペストはこの曲にとても繊細で胸を打つ歌声をもたらしてくれた。それは自分たちにとって特別な瞬間だった」とモウグリ・バップは続けている。
「曲を聴いて、ミュージック・ビデオを観てくれた人が何らかの安らぎに繋がることになればと願っているよ。ずっと抱え込んで自分を責めてはやっていけない。あなたのせいではないんだ。誰のせいでもない。死を受け止めることであり、それはできる。できるんだ」
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