
Photo: GETTY / Big Brother Recordings
ピーター・フックはロックの殿堂入りの式典でパフォーマンスを行うかどうかは交渉中であり、オアシスがニュー・オーダー再結成の「仲介人」になるかもしれないと語っている。
ジョイ・ディヴィジョン/ニュー・オーダーは2023年、2025年に候補になったのを経て、2026年にロックの殿堂入りを果たすことが決定しており、式典は11月にロサンゼルスで開催される予定となっている。
2026年のロックの殿堂はオアシス、フィル・コリンズ、ビリー・アイドル、アイアン・メイデン、ジョイ・ディヴィジョン/ニュー・オーダー、シャーデーと6組のイギリス人アーティストが殿堂入りを果たしており、ルーサー・ヴァンドロス、ウータン・クランも殿堂入りを果たすことが発表されている。
ピーター・フックはジョイ・ディヴィジョン時代からベーシストを務め、1980年にイアン・カーティスが亡くなって、ニュー・オーダーになった後も2007年まで在籍していた。
今回、米『ビルボード』誌のインタヴューでピーター・フックは式典でパフォーマンスを行うどうかについてイベントのプロデューサーと「話し合っている」ことを明かしている。
しかし、2011年からピーター・フック抜きで活動しているニュー・オーダーの他のメンバーと再結成することはないだろうとも語っている。
「2011年に彼らがしたことは率直に言って最低で、許すことはできない。だから、どんなゲームであれ一時的にでも共演することはないよ」
ピーター・フックは次のように続けている。「ニュー・オーダーでもないのにニュー・オーダーの名前を使っていることはいまだに茶番だと思っているんだ。彼らは出席するとも言ってなかったしね。正直、分からないんだ。私は出席するつもりだよ。楽しみにしているんだ」
「本当に残念なことだよ。特にこの歳になると、今後の道よりもこれまでの道のほうが長いことに気付かされる。敬意を払うべきなんだよ。私たちはまるでわがままな甘やかされた子供のように振る舞ってきた。悲しいことに、それが私たちの見え方を悪くしてしまったと思う」
米『ローリング・ストーン』誌の別のインタヴューでピーター・フックはオアシスがニュー・オーダーとの和解に一役買ってくれるかもしれないとも語っている。
「バーナード・サムナーが顔を出して、『やあ、フッキー。8年間も訴訟に巻き込まれて、6年分の給料を失ってしまったのは申し訳ない。悪かったよ。話し合っておくべきだったのかもしれない』と言ってくれたらね。まあ、どうなるかは分からない。人生は驚きの連続だからね。きっと素敵なものになるはずなんだけどね。でも、リアム・ギャラガーやノエル・ギャラガー以上に頼れる奴らはいないよ」
ピーター・フックは次のように続けている。「リアム・ギャラガーとノエル・ギャラガーは私たちの求める仲介人になるかもしれないね。彼らなら『なあ、二人で握手をしてステージに上がって、“Transmission”、“Love Will Tear Us Apart”、“Blue Monday”を演奏してくれ』って言ってくれるかもしれないからね」
昨年、ピーター・フックは『NME』のインタヴューでロックの殿堂入り式典に出席するかどうかと訊かれると、次のように冗談を飛ばしている。「ボクシング・リングを用意すると言ってくれているからね。正直なところ、楽しみだよ」
一方、ニュー・オーダー側はロックの殿堂入り決定を受けて、喜びを表明している。「ロックの殿堂、ありがとう。ジョイ・ディヴィジョンとしての活動開始から、ニュー・オーダーへと進化を遂げた道のりまで、この栄誉は、ファン、コラボレーター、そして残念ながら今は亡き仲間たちと共に歩んできた、約50年にわたる私たちの揺るぎない信念を反映したものだ」
「また、私たちの音楽を聴き、支え、未来へと繋いでくれたすべての人々に感謝している。自分たちが何をやっているのか、確信を持てなかったバンドにとってこれは悪くないことだと思っている」
ロックの殿堂入りの式典は11月14日にロサンゼルスのピーコック・シアターで開催される予定となっている。式典の模様はABCとディズニープラスで放送・配信される予定となっている。
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