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スティーヴ・アルビニは所有していたニルヴァーナの『イン・ユーテロ』のゴールド・ディスクがオークションに出品されている。
出品されているのはインドネシアでのセールスを記念した『イン・ユーテロ』のゴールド・ディスクで、スティーヴ・アルビニが数十年間にわたって保管していたものとなり、その経緯については商品説明に記されている。
商品説明には次のように記されている。「基本的な経緯としては、スティーヴ・アルビニは全米レコード協会による『イン・ユーテロ』のゴールド・ディスクが送られてきた時に、それをバンドのマネージメントに送り返したのです。その一因はメジャー・レーベルとその経営方針に異議を唱える哲学的な姿勢によるものでした」
「その後、おそらく別の人物の要請を受けて、彼はゴールド・ディスクの返還を求めました。しかし、実際に何があったのかは分かりませんが、もう手に入れることはできませんでした。代わりに、おそらく一種の仕返しとしてスティーヴ・アルビニには『イン・ユーテロ』のインドネシアのゴールド・ディスクが送られてきました。そして、これが彼のアーカイヴに残る唯一のマルチプラチナ・アルバムの記念品となりました」
「なので、これは全米レコード協会のヴァージョンではありませんし、それがどこにあるのかも分かりません。しかし、これがスティーヴ・アルビニが所有し、保管していたものです。今となれば、世界中のニルヴァーナ・コレクションにとって、これは貴重な逸品となるでしょう」
オークションはスティーヴ・アルビニの死後に開設された「スティーヴ・アルビニズ・クローゼット」で行われており、スタート金額は5000ドル(約80万円)となっていて、現地時間5月3日まで匿名にてメールで入札が受け付けられている。
https://www.stevealbiniscloset.com/auction
2024年、ニルヴァーナはスティーヴ・アルビニの訃報を受けて『イン・ユーテロ』のプロデュースを受けるにあたって、スティーヴ・アルビニから送られてきた4ページに及ぶ手紙をすべて公開していた。
その内容はこちらから。
https://nme-jp.com/news/142658/
スティーヴ・アルビニはシカゴにある彼のレコーディング・スタジオ、エレクトリック・オーディオで心臓発作のために2024年5月に亡くなっている。
スティーヴ・アルビニはシェラック、ビッグ・ブラック、レイプマンといったバンドでフロントマンを務め、ニルヴァーナの『イン・ユーテロ』、ピクシーズの『サーファー・ロザ』、PJハーヴェイの『リッド・オブ・ミー』、マニック・ストリート・プリーチャーズの『ジャーナル・フォー・プレイグ・ラヴァーズ』などをプロデュースしたことで知られている。
カート・コバーンはニルヴァーナと仕事をする以前からスティーヴ・アルビニの音楽を崇拝しており、ビッグ・ブラックが1987年に最後のライヴを行った際にも足を運んでいた。カート・コバーンはスティーヴ・アルビニがライヴで壊したギターの破片を持って帰ったことでも知られている。
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