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マッシヴ・アタックのロバート・デル・ナジャはパレスチナ・アクションへの活動禁止措置に抗議するデモに参加して逮捕されたことを受けて、声明を発表している。

3Dという名称でも知られるロバート・デル・ナジャは現地時間4月11日にトラファルガー広場に集まった数百人のデモ参加者の一人で、パレスチナ・アクションへの活動禁止措置に抗議して、「ジェノサイドに反対して、パレスチナ・アクションを支持する」と書かれた紙を掲げていた。

ロバート・デル・ナジャはデモ現場から警察に連行されており、非合法組織への支持を表明した疑いで逮捕されている。

逮捕を受けてロバート・デル・ナジャはインスタグラムで声明を発表している。

「ガザにおけるイスラエルのジェノサイドの間、私を含め、多くの人がだんだんと我慢の限界まで来ているように感じていました。イギリス政府を含め世界はどうしてこんなことを許してしまったのだろうと」

「怒りの感覚は、次から次へと残虐行為を繰り返す犯人の正体を明かそうとしない、BBCを含む多くの英国メディアの不可解な方針によってさらに増幅されることになりました。元凶はイスラエルであり、誰もがイスラエルであることを知っています。なぜそう言わないのでしょうか?」

「狂気という点では、2026年のイギリスではジェノサイドに反対して、それを阻止するための非暴力行動を支持すると書かれたメッセージを持って、黙って座っていただけで、テロ対策法に基づいて逮捕され得る状況となっています」

「もちろん、多くの警察官がそうした人々を逮捕して、高等法院では逮捕が違法と判断されたことも含めて、誰もがこれは狂気の沙汰だということは分かっています。にもかかわらず、それは続くこととなっています」

「切羽詰まったパレスチナ・アクションの活動家たちが軍事兵器を破壊するという行動に出たこともテロではないことを誰もが分かっています。そんな風に考えている人はいません」

「この政権の多くのメンバーや上級顧問は『戦争こそ平和』というイデオロギーを持つ党派に属しており、何百万人もの平和的なデモ参加者を無視してイラクに不法侵攻しました。彼らの傲慢さと冷酷な無関心こそが法廷で押しつぶそうと躍起になっている人々の思いを生み出しているのです」

「こうした狂気は克服できるものです」とロバート・デル・ナジャは続けている。「私たちは先人たちが命を犠牲にして守ってきた国際法を遵守するように政府に求めることができます。もしもイギリスがスペインといった隣国のように誠実に行動し、米国とイスラエルの違法な戦争犯罪のために自国の領土と資産が利用されることを冷静に拒否すれば、イギリス国民の絶望感は軽減されるでしょう。そして悲鳴を上げている裁判所も静かになるでしょう」

ロバート・デル・ナジャは次のように締めくくっている。「こうした重要な目的のためなら、不当逮捕による数時間の警察への拘留は取るに足らない代償に過ぎません。私たちの民主主義、そして憲法に明記されている国民の権利と自由はまさにこうした小さな行動の上に築かれました。だからこそ、強権的な政府はこうした行動を抑圧しようとしているのかもしれません」

先日、マッシヴ・アタックはパレスチナ・アクションへの活動禁止が高等裁判所によって違法と判断されたことを受けて、キア・スターマー政権はジェノサイドへの加担を可視化にした者たちを罰しようとしている」として、「メッセージを掲げる平和的な市民への報復として権威主義的な法律をでっち上げた」と批判していた。

マッシヴ・アタックは昨年9月にフォンテインズD.C.、アミル・アンド・ザ・スニッファーズなどと共に「ノー・ミュージック・フォー・ジェノサイド」という運動にも参加している。

「ノー・ミュージック・フォー・ジェノサイド」はガザで続くジェノサイドへの対応として、アーティストや権利保有者に対してイスラエルのストリーミング・プラットフォームから楽曲を削除するように促すボイコット運動となっている。

「ノー・ミュージック・フォー・ジェノサイド」にはリナ・サワヤマ、プライマル・スクリーム、フェイ・ウェブスター、ニーキャップ、ジャパニーズ・ブレックファスト、イェジ、キング・クルール、MJレンダーマン、マネキン・プッシー、ウェンズデイ、サッカー・マミー、ムーといったアーティストも賛同している。

さらにマッシヴ・アタックはイスラエルのストリーミング・プラットフォームから楽曲を削除するよう促すだけでなく、スポティファイ全体から楽曲を削除するようにユニバーサルに求めている。これはスポティファイのCEOであるダニエル・エクが「軍用ドローンや戦闘機に搭載されるAI技術を製造する企業」に多額の投資を行っているという報道を受けてのものとなっている。

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