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ショーン・レノンとプライマスのレス・クレイプールは、新しいアルバムのプロジェクトを発表し、アルバムからのニュー・シングルを公開している。

二人はザ・クレイプール・レノン・デリリアムというバンドを結成し、プライマスのトレードマークである奇妙なベースによるファンクに、60年代のサイケデリック・サウンドをミックスさせたサウンドを展開するという。二人はアルバム『モノリス・オブ・フォボス』を6月3日にリリースし、その後3ヶ月に及ぶアメリカ・ツアーを行うということで、ツアーにはビースティ・ボーイズとの活動で知られるマニー・マークと、レス・クレイプールズ・ファンシー・バンドへの参加で知られるパウロ・バルディが参加する。

アルバムから最初の楽曲となる“Mr. Wright”の音源はこちらから。

プレス・リリースによれば、レス・クレイプールは「ショーンは思い描いていた音楽的突然変異体なんだ。彼は自身の遺伝的特性を間違いなく受け継いでいてね、彼の父親の繊細さの部分だけじゃなく、母親の抽象的なパースペクティヴや独自のアプローチも受け継いでるんだ。それは、輝かしい一風変わったシチューを生み出すんだ」と語っている。

レコーディングの準備について彼は「いつもは自分のレコードではドラムとパーカッションも演奏するんだけど、ショーンは僕がやるのとは違った感じを持ってたんだ。このプロジェクトでは彼がドラムを担当するのがより道理にかなったことだったんだ。古いヴィンテージのAPIコンソールで僕が指揮権を取って、彼に叩いてもらったんだ。彼はスティックを握ると、いくらでも叩きたがってね、嬉しそうだったよ。彼のドラムはリンゴ・スターとニック・メイソンが混じっているような感じなんだ。でも、連中が一番ビックリしていたのは、いかにモンスター・ギター・プレイヤーだったかってことでね、特にちょっと駆り立てた時はすごかったよ」と語っている。

ショーン・レノンも次のように語っている。「レスのような技量を持った人と演奏できるのは光栄であり、挑戦だったよ。でも、幸いなことにピノ・ノワールの神様が僕らを好意的に照らしてくれて、猿や大気圏外、性的逸脱行為についての一連の悪魔的な曲たちをもたらしてくれたんだ」

アルバムからは“Cricket and the Genie (Movement I, the Delirium)”と“Cricket and the Genie (Movement II, Oratorio Di Cricket)”の音源も公開されている。

アルバムのトラックリストは以下の通り。

1. “The Monolith of Phobos”
2. “Cricket and the Genie (Movement I, the Delirium)”
3. “Cricket and the Genie (Movement II, Oratorio Di Cricket)”
4. “Mr. Wright”
5. “Boomerang Baby”
6. “Breath of a Salesman”
7. “Captain Lariat”
8. “Ohmerica”
9. “Oxycontin Girl”
10. “Bubbles Burst”
11. “There’s No Underwear in Space”

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