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グリーン・デイはダウンロード・フェスティバルでドナルド・トランプ大統領とイーロン・マスクのことを批判している。

グリーン・デイは6月13日にダウンロード・フェスティバルに初出演してヘッドライナーを務めている。グリーン・デイは“American Idiot”でこの日のライヴを始めており、最新作『セーヴィアーズ』に収録されている“Bobby Sox”で本編を締めくくっている。

その中でビリー・ジョー・アームストロングは“Holiday”の演奏中にドナルド・トランプ大統領に対する批判を繰り出しており、『ケラング!』誌によれば、ドナルド・トランプ大統領のことを「fat bastard(デブのろくでなし)」と呼ぶチャントを観客に要求して、次のように述べている。「ドナルド・トランプが政権についたことで、ファシズムに陥ろうとしている。反撃するかどうかは俺たち次第だ」

また、ビリー・ジョー・アームストロングはドナルド・トランプ大統領と激しい応酬を繰り広げたイーロン・マスクについても批判しており、これまでと同じく“American Idiot”の歌詞を「I’m not a part of the Elon agenda(イーロン・マスクのアジェンダには乗っからない)」に変更している。

@rhianwirtz Green Day’s seminar at Download #greenday #donaldtrump #downloadfestival #download2025 ♬ original sound – Rhian

先日、ドーチーは現地時間6月8日に開催されたBETアウォーズの受賞スピーチでドナルド・トランプ大統領による不法移民の一斉摘発を批判している。

「法と秩序という名の下に私たちのコミュニティに恐怖と混乱を生み出している無慈悲な襲撃がありました」とドーチーは語っている。「ドナルド・トランプ大統領は抗議を止めるために軍まで使っています」

「抗議という民主的な権利を行使する度に軍を派遣する政府がどんな風に見られるのか考えてほしいのです」

グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングもICEによる一斉摘発を批判しており、ウェイモの自動車が燃やされている動画にグリーン・デイの“Fuck Off”を乗せて投稿している。

一方、フィニアスは平和的な抗議デモに催涙弾が撃ち込まれたとして「ファックICE」と述べている。

また、ビリー・ジョー・アームストロングはブライアン・ウィルソンに追悼の意を表して、ザ・ビーチ・ボーイズの“I Get Around”のカヴァー音源を公開している。

ビリー・ジョー・アームストロングは音源に次の言葉を添えている。「ありがとう、ブライアン・ウィルソン。数年前に“I Get Around”のカヴァーをレコーディングしたんだけど、一切公開していなかった。全時代を含めて最も好きな曲の一つだよ」

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