
Photo: GETTY
ブルース・スプリングスティーンはリヴァプール公演でポール・マッカートニーと共演して、ザ・ビートルズの“Can’t Buy Me Love”を演奏している。
ブルース・スプリングスティーンは現地時間6月7日にリヴァプールFCの本拠地であるアンフィールドで2公演目を行っており、アンコールでポール・マッカートニーをステージに迎えている。
2022年にブルース・スプリングスティーンはポール・マッカートニーのグラストンベリー・フェスティバルのステージにゲストとして登場しており、その恩を返される形でザ・ビートルズの“Can’t Buy Me Love”と1955年にリトル・リチャードがカヴァーしたことで知られるロックンロールの名曲“Kansas City”を披露している。
観客が撮影した映像はこちらから。
Not many days you get to say you've seen Sir Paul McCartney perform with Bruce Springsteen and the E Street Band 🤩
Kinda makes up for the rugby today 😅 pic.twitter.com/Y2lrhZ42qv
— Nicholas Waite (@NicholasWaite17) June 7, 2025
ライヴの数時間後にはブルース・スプリングスティーンとポール・マッカートニーがリヴァプール・インスティテュート・フォー・パフォーミング・アーツを訪れたことも明らかになっている。リヴァプール・インスティテュート・フォー・パフォーミング・アーツは1996年にポール・マッカートニーが設立した舞台芸術の教育機関となっている。
ブルース・スプリングスティーンは2022年にポール・マッカートニーのグラストンベリー・フェスティバルのステージにゲストとして登場した際、次のように紹介されている。「これをやるために飛行機に乗って来てくれたんだ」二人はブルース・スプリングスティーンの“Glory Days”とザ・ビートルズの“I Wanna Be Your Man”を披露している。
同月、ポール・マッカートニーとブルース・スプリングスティーンはポール・マッカートニーの「ゴット・バック」ツアーのニュージャージー公演でも共演を果たしていたほか、2012年にもブルース・スプリングスティーンが行ったロンドンのハイド・パーク公演にポール・マッカートニーが参加している。
昨年、ポール・マッカートニーはアイヴァー・ノヴェロ賞の授賞式でブルース・スプリングスティーンへのプレゼンター役を務めている。スピーチは「ブルース・スプリングスティーンのコンサートのように短くまとめようと思う」という冗談で始まっている。「これほど適任の人物はいないね。おそらくボブ・ディラン、ポール・サイモン、ビリー・ジョエル、ビヨンセ、テイラー・スウィフトを除けばね。リストはまだまだ続くんだけどさ」
ポール・マッカートニーは次のように続けている。「彼はアメリカの労働者として知られているけれど、本人も認めているのは人生で1日も働いたことがないということなんだよ」
ポール・マッカートニーは2023年にも最近のライヴが長時間なのはブルース・スプリングスティーンのせいだと冗談を飛ばしている。
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