Photo: Warner Music Group

マドンナは長年にわたって噂されていたアルバム『ヴェロニカ・エレクトロニカ』がリリースされることを発表されている。

このプロジェクトは通算7作目のアルバム『レイ・オブ・ライト』の姉妹作として1998年に8曲を収録する形でリリースが予定されていた。しかし、リミックス作である本作は『レイ・オブ・ライト』が全世界で1600万枚のセールスを記録する成功を収めたことでリリースが棚上げされる形となっていた。『レイ・オブ・ライト』はグラミー賞も4部門で受賞している。

それから25年以上を経て、『ヴェロニカ・エレクトロニカ』は7月25日にリリースされることが決定している。

『ヴェロニカ・エレクトロニカ』には『レイ・オブ・ライト』収録曲のリミックス音源が収録される形となっており、亡きピーター・ラウファー、ウィリアム・オービット、サシャ、BT、ヴィクター・コールデロンが参加している。マドンナとリック・ノウルズがプロデュースした“Gone Gone Gone”の未発表デモ音源も収録される。

『ヴェロニカ・エレクトロニカ』はデジタルでリリースされるほか、リトグラフが同梱されるシルヴァーのアナログ盤もリリースされる。これはコレクター向けに限定のアナログ盤で過去のカタログをリリースする「シルヴァー・コレクション」の一環となっている。

マドンナはリリース発表に合わせて“Skin (The Collaboration Remix Edit)”の音源を公開している。

“Skin (The Collaboration Remix Edit)”の音源はこちらから。

トラックリストは以下の通り。

1. ‘Drowned World/Substitute For Love – BT & Sasha Bucklodge Ashram New Edit’
2. ‘Ray Of Light – Sasha Twilo Mix Edit’
3. ‘Skin – The Collaboration Remix Edit’
4. ‘Nothing Really Matters – Club 69 Speed Mix Meets The Dub’
5. ‘Sky Fits Heaven – Victor Calderone Future New Edit’
6. ‘Frozen – Widescreen Mix and Drums’
7. ‘The Power Of Good-Bye – Fabien’s Good God Mix Edit’
8. ‘Gone, Gone, Gone – Original Demo Version’

マドンナは新曲に取り組んでいることも明らかになっている。

昨年10月、マドンナはプロデューサーのスチュアート・プライスと共にニュー・アルバムの制作に入ったことを明かしていた。

スチュアート・プライスは2005年発表のマドンナの大ヒット作『コンフェッションズ・オン・ア・ダンス・フロア』を手掛けているほか、一昨年から昨年にかけて行われた「セレブレイション」ツアーでもプロデューサーを務めている。

また、昨年12月には自身のインスタグラムでスチュアート・プライスとスタジオで新曲に取り組む一連の写真を“Future Lovers”の音源と共に投稿している。

「私からのヴァレンタイン・デイの贈り物として、新曲に心血を注いでいることをみんなに伝えられたらと思う。みんなに公開するのが待ちきれないわ。『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』パート2よ」とマドンナはキャプションで述べている。

2025年にマドンナの新作がリリースされることになれば、2019年発表の『マダムX』以来のアルバムとなる。

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