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メタリカのギタリストであるカーク・ハメットはラスベガスにあるスフィアでライヴをやってみたいと語っている。

2023年9月にラスベガスにオープンしたスフィアではこれまでU2、フィッシュ、イーグルスらが公演を行っている。

スフィアについてはアラブ首長国連邦のアブダビに建設することも予定されている。

今回、カーク・ハメットは『ハリウッド・レポーター』のインタヴューでメタリカとしてスフィアでライヴを行うことは考えているかと訊かれて、次のように答えている。「ああ、もちろんやりたいね。ヴェニューが変わっていくことの素晴らしいお手本だと思うんだ。現代のテクノロジーを最大限活用することで、プロダクションやエンタテインメントのレベルを上げていき、AIとも繋がって、クレイジーな体験をもたらしてくれるんだからね」

先日、カーク・ハメットは初のソロ・アルバムに取り組んでいることを明かして、「あらゆるスタイルの融合となる」と語っている。

「その内容を表現すると、最も適切なのはあらゆるスタイルの融合となるんじゃないかな」とカーク・ハメットは語っている。「突然クラシックの進行を書いたと思えば、突然よりヘヴィな曲を書いたり、ファンクを書いたりもする」

「ヴォーカルもあるよ。というのも、今回僕が書いた曲はヴォーカルを必要とするものになっているんだよね」

「だから、誰にヴォーカルをやってもらおうと思っているんだけどね。分からないけど、僕じゃないほうがいいと思うな。ステージではもう十分にやっているしね。インストゥルメンタルで2000年前の曲のような“The Mysterion”という曲もあって、自分が読んだ古代ギリシャの本がベースになっているんだ。あの本を読み始めてなければ、こういうインストゥルメンタル曲ができることもなかっただろうからね。良かったよ」

カーク・ハメットは次のメタリカのアルバムに向けて767のギター・リフが既にあるが、バンドでそれに取り組むのは「少なくともあと1年は先だろう」とも語っている。

メタリカは2023年4月から「M72ワールド・ツアー」を続けており、現時点では今年11月のニュージーランド公演までの日程が発表されている。

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