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マドンナはセルフ・エスティームの公演をウェスト・エンドで観て、「素晴らしいアーティスト」と賛辞を寄せている。

本名をレベッカ・ルーシー・テイラーというセルフ・エスティームは4月16日から19日にわたってロンドンのデューク・オブ・ヨークで新作『ア・コンプリケイテッド・ウーマン』を披露する公演を行っている。

2021年発表の『プライオリタイズ・プレジャー』に続くサード・アルバム『ア・コンプリケイテッド・ウーマン』は4月25日にリリースされる。

マドンナは4月19日の公演を観たとのことで、インスタグラムで週末の動向について次のように振り返っている。「イースターの週末は……友人や家族と時間を過ごして、チェルシーがレギア・ワルシャワに負けるのを観て、そして、セルフ・エスティームという素晴らしいアーティストのパフォーマンスを観た」

レベッカ・ルーシー・テイラーはマドンナから影響を受けたことをこれまでも語っており、2021年には『NME』に次のように語っている。「『プライオリタイズ・プレジャー』の時期はマドンナの『ブロンド・アンビション』ツアーが青写真になっていた」『ブロンド・アンビション』ツアーはマドンナが1990年に行ったワールド・ツアーとなっている。

「ランジェリーとメンズウェアをミックスすること、それが体現しているもの、私に感じさせてくれたこと、あれほど完璧なものはなかった」とレベッカ・ルーシー・テイラーは語っている。

レベッカ・ルーシー・テイラーとトニー賞受賞歴のあるトム・スカットがプロデュースした今回の公演は「ライヴのパワーとエネルギーを利用しながら、演劇的なフォーマットを採用した野心的な擬似的演劇体験」と評されている。公演にはコリオグラフィでスチュアート・ロジャースが、音楽監督でマイク・パークが参加している。

レベッカ・ルーシー・テイラーは新作について次のように語っている。「どう受け止められるのか分からないけど、どうでもいいと思っているところがある。作りたいものを作ったから。大きな試練にはなると思うけどね。38歳とか、39歳の女性がポップ・アルバムを出すなんて、それを求められているところに届けるわけだから」

セルフ・エスティームは新作を引っ提げて9月から10月にかけてUKツアーを行うことも決定している。

ツアーは9月15日のバーミンガム公演から始まり、ロンドンではブリクストン・アカデミーで2公演を行った後、地元シェフィールドのウティリタ・アリーナ公演で締めくくられる。

新作のトラックリストは以下の通り。

I Do and I Don’t Care
Focus is Power
Mother
The Curse
Logic, Bitch! (ft Sue Tompkins)
Cheers to Me
If Now Now, It’s Soon
In Plain Sight (ft Moonchild Sanelly)
Lies (ft Nadine Shah)
69
What Now
The Deep Blue Okay

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