
Photo: Chantal Andersn
ザ・ナショナルのマット・バーニンガーは来たるソロ・アルバムよりハンド・ハビッツとのコラボレーションとなる“Breaking Into Action”がミュージック・ビデオと共に公開されている。
“Breaking Into Action”は5月30日にリリースされるセカンド・ソロ・アルバム『ゲット・サンク』より“Bonnet of Pins”に続いて公開された楽曲となっている。
“Breaking Into Action”のミュージック・ビデオはこちらから。
マット・バーニンガーは“Breaking Into Action”について次のように語っている。「ステージに立つことは俳優のような感じがすることについての曲なんだ。脚本を書くんだけど、レコーディングしたり、演奏したりする時は俳優になる。それは気に入っているんだけど、オンとオフの切り替えが変になることもある。登場人物ではないことを忘れてしまうんだ。ハンド・ハビッツのメグ・ダフィが参加してくれて、デュエットになった。それによってこの曲がメタファー以上のものとなったんだ」
マット・バーニンガーは本作『ゲット・サンク』にグラミー賞受賞プロデューサー兼エンジニアのショーン・オブライエンと共に取り組んだとのことで、メグ・ダフィのほか、ジュリア・ロウズ、カイル・レズニック、ギャレット・ラング、スターリング・ロウズ、ブッカー・T・ジョーンズ、ハリソン・ウィットフォード、マイク・ブリュワー、そしてザ・ウォークメンのウォルター・マーティンとポール・マルーンといったミュージシャンが参加している。
「長い間、スランプと自己嫌悪に陥っていた。『なぜ自分はこうなのだろう』と自問することにうんざりしたんだ」とマット・バーニンガーは語っている。「私たちの心は小銭や虫なんかがたくさん詰まった井戸のようなものだ。他に何かないか、自分の底を覗き込むのを止められない。でも、時に身動きが取れなくなることもあるんだ」
プレス・リリースでは本作について次のように評されている。「マット・バーニンガーは、勇気を失うことがどのような感覚なのかを熟知しており、『ゲット・サンク』には両親、友人、兄弟、配偶者、元恋人、大学のルームメイト、幼なじみの親友、いとこ、子供たち、そして見知らぬ人たちを含め、その人たちが居なかったら今の自分にはなれなかったという気付きが込められている」
マット・バーニンガーはザ・ナショナルの他にブレント・ノップフと共にエル・ヴァイを結成してアルバムを2015年にリリースしており、2020年にはブッカー・T・ジョーンズがプロデュースを手掛けたソロ・デビュー・アルバム『サーペンタイン・プリズン』をリリースしている。
アルバムのトラックリストは以下の通り。
01. Inland Ocean
02. No Love
03. Bonnet of Pins
04. Frozen Oranges
05. Breaking Into Acting (feat. Hand Habits)
06. Nowhere Special
07. Little by Little
08. Junk
09. Silver Jeep (feat. Ronboy)
10. Times of Difficulty
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