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ブライアン・イーノはジェネレイティヴ・ヴィジュアル・ミュージック・アプリ「Bloom」で生成された音源をスタジオ作品として再構築した楽曲が1月31日にすべてのデジタル音楽サービスでリリースされている。

ブライアン・イーノはソフトウェア開発者のピーター・チルヴァースと共に2008年にスマートデバイスで楽しめるジェネレイティブ・ビジュアル・ミュージック・アプリ「Bloom」を開発している。

2018年には10周年を記念した拡張版「Bloom: 10 Worlds」が発表されており、同年にはアムステルダムのトランスフォーメーターハウスで「Bloom: Open Space」が開催されている。

今回配信されたのは“Bloom: Living World”と“Bloom: Small World”の2トラックで、“Bloom: Living World”は1時間の録音に微妙な音のタッチを加えた楽曲で、“Bloom: Small World”はこの体験を5分34秒という短い時間に凝縮した音源となっている。

それぞれの音源とアプリから生成されたオリジナル・ビデオはこちらから。

昨年12月、ブライアン・イーノはアップル・ミュージックで新たなラジオ番組『アンバー』の配信がスタートしている。

これはアップル・ミュージックで「Apple Musica Uno」「Apple Music Club」「Apple Music Chill」を発表。「Apple Music Chill」という3つの新しいグローバルなラジオ・ステーションが始まったことに伴うもので、番組では毎週ブライアン・イーノが選んだアンビエント・ミュージックを紹介し、各エピソードで未発表トラックを1曲発表するという。

ブライアン・イーノは番組について次のように語っている。「これまでのリスニング体験を通じて、私はよりゆったりとして、穏やかで、神秘的な音楽の領域に魅力を感じています。私のラジオ番組は、自分の気づきをほかの人々と共有する機会を与えてくれます」

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