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J. コールはニュー・シングル“Port Antonio”の音源が公開されている。

今年4月にミックステープ『マイト・デリート・レイター』をリリースしたJ. コールだが、新曲“Port Antonio”はそれに続くサプライズで届いた楽曲となっている。

“Port Antonio”の音源はこちらから。

新曲“Port Antonio”はクレオ・ソルの“Know That You Are Loved”がサンプリングされている楽曲で、J. コールはリリックで改めてケンドリック・ラマーとドレイクの対立について言及している。

J. コールは「They say I’m picking sides, don’t you lie on me, my nigga/ The start of another war(俺がどちらの側かを選んだというけど、嘘を付くな。もう一つの戦争の始まりだ)」とした上で、「Hey Drake, you’ll always be my nigga/ I ain’t ashamed to say you did a lot for me, my nigga(ドレイク、君はこれからも俺の仲間だし、君がたくさんのことをしてくれたことは恥ずかしげもなく言える)」とラップしている。

J. コールは2023年に発表されたドレイクのアルバム『フォー・オール・ザ・ドッグス』に収録の“First Person Shooter”で「Love when they argue the hardest MC / Is it K-Dot? Is it Aubrey? Or me? / We the big three like we started a league, but right now, I feel like Muhammad Ali,(一番ハードなMCは誰かという議論は好きだ/ケンドリック・ラマーか、ドレイクか、自分か/俺たちがビッグ3で、リーグを始めたかのようだ/でも、今はモハメド・アリのような気分だね)」とラップしており、これに端を発して、ケンドリック・ラマーとドレイクの対立は激化することとなっている。

ケンドリック・ラマーは“Like That”で「Motherfuck the big three, n****, it’s just big me/ N****, bum, What? I’m really like that/And your best work is a light pack(ふざけるな、ビッグ3だって、ビッグなのは俺だけだ/おい、何だ? そういうことなんだよ/お前の最高の作品でも弱いよな)」とラップしており、その後、両者から多くの楽曲がリリースされることとなっている。

一方、ケンドリック・ラマーは2025年のスーパーボウルの栄えあるハーフタイム・ショーでヘッドライナーを務めることが決定している。

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