フリートウッド・マックのミック・フリートウッドはスティーヴィー・ニックスとリンジー・バッキンガムの関係が「癒やされる」のを見たいと語っている。
かつて交際していたスティーヴィー・ニックスとリンジー・バッキンガムはデュオで活動した後、1974年の大晦日にフリートウッド・マックに加入している。二人は1987年まで主力メンバーとして活動し、リンジー・バッキンガムが脱退した後、1990年にスティーヴィー・ニックスも脱退している。二人は1997年にバンドに再加入して、リンジー・バッキンガムは2018年に脱退させられている。
ミック・フリートウッドは『モジョ』誌のインタヴューで二人の関係について次のように語っている。「感情の面で壁があることは秘密でもゴシップでもなんてもない。スティーヴィー・ニックスは自分が思ったこと、思ってないことをはっきりと口にしているし、それはリンジー・バッキンガムもそうだよね」
ミック・フリートウッドは次のように続けている。「でも、個人的に言うとしたら、二人の関係性が癒やされるのを見たいよね。必ずしもツアーとか、そういう形にならなくてもいいからさ」
スティーヴィー・ニックスとリンジー・バッキンガムの交際は1976年に終わっており、その直後にバンドは名作『噂』をレコーディングし、バンドに在籍するため職業的な関係を維持してきた。
リンジー・バッキンガムは2018年に脱退した後、脱退は「すべてスティーヴィー・ニックスの仕業」であり、「自分が去るか、彼女が去るかという最後通牒をバンドに突きつけた」と語っていた。
スティーヴィー・ニックスはこの言い分について否定している。「私は彼の解雇を要求していません。率直に言って、私自身が辞めようとしました。バンドからも、私の幸福にとって有害だと思われる状況からも、私は積極的に身を引いたのです。私が辞めたのです。バンドが私なしで続いていくのなら、それはそれでいいと思っていました」
フリートウッド・マックは2022年11月にクリスティン・マクヴィーが亡くなったことを受けて、次のように述べている。「クリスティンなしでは誰もできません。フリートウッド・マックを再結成するチャンスはもうありません。彼女なしでは機能しないのです」
ミック・フリートウッドは昨年2月にバンドとしてもう一度活動することについては「もう線を引いた」と語っているが、メンバーが他のプロジェクトで音楽を作り続けていることは嬉しいとも述べている。
ミック・フリートウッドは今回『モジョ』誌で次のように語っている。「自分としては不思議な感じなんだ。クリスティンがいなくなったのは大きかった。僕の世界では一緒にバンドも失うことになったんだ。パートナーを失って、心の痛手から立ち直ろうとする自分がいたんだ」
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.