シンディ・ローパーは新たなインタヴューでマドンナとの確執について言及して、「友達になりたかった」と語っている。
80年代のブレイク以降、シンディ・ローパーとマドンナはお互いのファンではないという噂が持ち上がることとなっている。
シンディ・ローパーは今回「ガール・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン・フェアウェル・ツアー」について語るため、『ニューヨーク・タイムズ』紙の取材を受けており、マドンナとの確執について言及している。
シンディ・ローパーはマドンナとの確執について否定し、メディアによって互いに対立させられていたと語っている。シンディ・ローパーはマドンナも自分も違った理由で注目を浴びることになったと続けている。「リンゴとオレンジみたいなものよね。友達になりたかったな」
2017年、シンディ・ローパーはマドンナが国際女性デーを受けて「女性のマーチ」で行ったスピーチを批判していたことで知られている。「あのスピーチは私たちの目的にかなうものだとは思わなかった。というのも、人々の心を解きほぐすものとして怒りよりも明晰さや人道性のほうが有効だと思うから」とシンディ・ローパーは語っている。
今回の発言に先立って、シンディ・ローパーは北米で行われるフェアウェル・ツアーの日程を発表している。
ツアーは10月中旬から12月初旬にかけて行われるもので、北米を対象に行われる。ツアーには「スペシャル・ゲスト」が参加することも謳われているが、具体的なアーティスト名は発表されていない。
フェアウェル・ツアーに先立ってシンディ・ローパーは6月26日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで「グレイテスト・ヒッツ」による公演を行うことが決定しており、その後はグラストンベリー・フェスティバルに出演することも決定している。シンディ・ローパーによるUKでのライヴは8年ぶりとなっている。
シンディ・ローパーについては『レット・ザ・カナリー・シング』と題したドキュメンタリーが配信されることも決定している。『レット・ザ・カナリー・シング』は過去の映像やシンディ・ローパー自身のインタヴューを通して輝かしいキャリアを振り返るもので、ボーイ・ジョージやパティ・ラベルといった著名人もインタヴューで出演する。
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