Dean Chalkley/NME

Photo: Dean Chalkley/NME

現在エピック・レコーズのCEOを務めるLAリードが、ジャスティン・ビーバーと最初に契約を結んだ際のことについて、ジャスティン・ビーバーが「女性のように、美しかったから」と語っている。

マイケル・ジャクソンからカニエ・ウェストまでと仕事をしてきたLAリードだが、ジャスティン・ビーバーとは2008年10月にアイランド・レコーズとして契約を結んでいる。当時、ジャスティン・ビーバーは14歳だったという。

音楽界の重鎮として知られるLAリードだが、ジャスティン・ビーバーはアッシャーに紹介されたのだという。彼は未来のスターとの初対面の時のことを、自身の新しい回想録『シング・トゥ・ミー』に綴っている。

「ハフィントン・ポスト」によれば「4時ちょうどだった。アッシャーがこの素敵な14歳の少年とオフィスの部屋に入ってきたんだ」とLAリードは自著に綴っているという。

「この少年が美しくてね、女性のように美しかったんだ、男性とはとても思えないほどね。部屋に入ってくるとすぐに、彼はパフォーマンスを見せてくれたんだ」

「すぐにジャスティンの髪も、ジャスティンの曲も、彼の声も、彼の顔も、彼の存在もすべてが同じように重要だということが分かったんだ。ジャスティンは純粋に美しかった。その顔こそスーパーパワーだったんだ」

同書でLAリードは、マイケル・ジャクソンがプリンスと共演した1983年の「ジェイムス・ブラウン・コンサート」の映像を見せてくれた時にことも綴っている。

次のようにその一節は記されている。「プリンスはギターを弾くことができなかったんだ。彼は必死にシャツを脱いでね。マイクスタンドを使って技を見せてね、ポースを決めたんだ。マイケルの眩いばかりの見世物の後だろ、彼は完全に失敗してしまったんだよね。マイケルは笑いながらビデオを観てたよ」

LAリードはマイケルがプリンスの他のビデオも見せてくれたと述べている。「その後にプリンスの映画『プリンス/アンダー・ザ・チェリー・ムーン』からのシーンも見せてくれてね、『パープル・レイン』の後に撮った芸術家気取りのモノクロ映画の駄作なんだけど、これを観てプリンスをもっと笑ってたよ」

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