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メタリカのベーシストであるロバート・トゥルヒーヨは前任のベーシストであるクリフ・バートンとジェイソン・ニューステッドのプレイスタイルについて語っている。

ロバート・トゥルヒーヨは衛星ラジオ局「シリウスXM」のエディ・トランクの番組に出演して、両者の違いについて語っている。

「ジェイソン・ニューステッドとクリフ・バートンについてはまったく違うプレイヤーだから面白いし、それが素晴らしいと思うんだよね。僕らは全員違うという事実がいいことだと思うんだ。全員、それぞれバンドにもたらしているものがある」とロバート・トゥルヒーヨは語っている。「クリフ・バートンについては言うまでもなく素晴らしいミュージシャンで、ジャコ・パストリアスやスタンリー・クラークが作曲家だったのと同じ意味で作曲家だった。曲のことを考えながら、楽器としての声やその見せ方を考えているんだよね。ディストーションやオーヴァードライヴ、ワウ・ペダルなんかを使ってメロディックに見せることもある。そこが好きなんだ。ジェイソン・ニューステッドについてはそれを保ちつつ、抑制しながらソリッドにしてみせた。いい意味ですごくシンプルなんだ。決してありふれたものではない。本当にソリッドなんだ」

ロバート・トゥルヒーヨは次のように続けている。「仕事をしてきたすべての人たちから長年の中で学んだのは……メタリカにせよ、オジー・オズボーンにせよ、ジェリー・カントレルにせよ、どんなシチュエーションでも学ぶことがあった。例えば、ジェリー・カントレルは素晴らしいベーシストで、彼は認めないだろうけど、作曲家として曲における音のポジションやシンプルな音の価値をダイナミックに見せたりするのが素晴らしいんだ。アリス・イン・チェインズの“Rooster”を聴いてもらえれば、ベースに人が出てて、スペースがある。ベースをシンプルに使いながら、ダイナミックな形で見せ、曲に溶け込ませるのがうまいんだ。アリス・イン・チェインズやジェリー・カントレルの曲でベースを聴いてしまうのはだからなんだ。ジェリー・カントレルとレコーディングをしたのは有り難いことだったし、すごい体験だった。こういうことってあんまりなくて、でも、そうなった時は特別なことなんだよ」

メタリカについては先日、ジェイムズ・ヘットフィールドがモーターヘッドのレミー・キルミスターの遺灰が入った新たなタトゥーを公開している。

ジェイムズ・ヘットフィールドは自身のインスタグラムで中指に入れた新たなタトゥーを公開している。タトゥーは鉄の十字架のようなシンボルにスペードのマークが描かれたもので、この図柄は過去にジェイムズ・ヘットフィールドのギターにも入れられている。ジェイムズ・ヘットフィールドは肘にも鉄の十字架のタトゥーを入れている。

ジェイムズ・ヘットフィールドはこのタトゥーが普通のタトゥーではなく、レミー・キルミスターの遺灰が入ったものであることを明かしている。彼はインスタグラムで次のように述べている。「友人のタトゥー・アーティストであるコリィ・ミラーの確かな腕前で、このタトゥーを入れたんだ。インスピレーションだった友人のレミー・キルミスターに捧げている。彼がいなかったら、メタリカはなかった」

「黒のインクには有り難いことにもらった彼の火葬した遺灰が少し混ぜてあるんだ。これで彼は今も世界に向けて中指を立てることができるんだ」

メタリカはレミー・キルミスターが2015年にガンで亡くなって以来、レミー・キルミスターが与えた影響について公言している。ジェイムズ・ヘットフィールドとラーズ・ウルリッヒはメタリカを結成するにあたってモーターヘッドの影響は大きかったと語っている。

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