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先日、遺書の詳細が発表されたデヴィッド・ボウイだが、遺産として遺した有限会社の社名がファンのあいだで話題となっている。

『ガーディアン』紙は先日、デヴィッド・ボウイの遺言の詳細を報じており、それによれば1億ドル(約120億円)をイマンと二人の子供に残したという。ニューヨークの裁判所に提出された書類によれば、ボウイはマンハッタンの住居も含めて遺産の50%を妻のイマンに遺している。

前妻との子供であり、映画監督でもあるダンカン・ジョーンズには遺産の25%が与えられ、10代の娘であるアレキサンドラもウッドストック近くのリトル・トンシ・マウンテンを含む遺産の25%が与えられる。

また、子供の乳母を務めたマリオン・スキーンに100万ドル(約1億2000万円)が、デヴィッド・ボウイのアシスタントを務めたコリーヌ・シュワブには200万ドル(約2億4000万円)が遺されているが、コリーヌ・シュワブにはオポッサムという名の有限会社も託している。

有限会社オポッサムの業務内容は明らかでなく、デヴィッド・ボウイの弁護士からもまだコメントは発表されていないが、この社名に関してファンのあいだで話題になっている。

ファンの1人であるジェイソン・リッチフォードは、フェイスブックに以下のような投稿をしている。「ボウイの遺言の中には、43年にわたり彼の親友でありアシスタントであったコリーヌ・シュワブに対して200万ドル(約2億4000万円)とオポッサムという会社の株を与えると記されている」

「この会社は一切情報開示をしておらず、市場での株の取引もなければ、どこにも何の情報も見つけられない」

彼はこう続けている。「オポッサムは北アメリカの有袋類で、不思議な習性を持っている。危険な状況に遭遇すると、死んだふりをする動物なんだ。実に面白い!」

20ページに渡る遺言状はデヴィッド・ボウイの本名であるデヴィッド・ジョーンズの名でニューヨークで書かれたもので、デヴィッド・ボウイのビジネス面のマネージャーであるウィリアム・ザイスブラットとロンドンの弁護士であるパディ・グラフトン・グリーンがデヴィッド・ボウイの資産の後見人として指名されている。

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