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アリアナ・グランデが、ドーナツ・ショップで起こした事件に関して、警察が捜査中だと報じられている。

現在22歳のアリアナ・グランデだが、米国カリフォルニア州のレイク・エルシノアにあるウルフィー・ドーナツで、ボーイフレンドとふざけて、陳列されているドーナツを舐めている姿を監視カメラがとらえている。

また、カメラの映像には、アリアナ・グランデが「アメリカ人なんて嫌いだ、アメリカなんて嫌いだ」と目の前にずらりと並んだドーナツを見て、うんざりしたようにつぶやく姿も映っていた。

アリアナ・グランデは、その後「バズフィード」に対して、非愛国的なコメントを発したことに対して謝罪をする事態になっている。「私は時々、アメリカ人が自分たちの健康や社会のことを考えずに、気ままに食べ物を消費している姿を見て心配になるの」

「アメリカは子供の肥満率が最も高い国だということに、私はすごく心を痛めているわ。子供たちだけじゃなく私たち大人も、ちゃんと過食の弊害や体に悪い食べ物について学ぶ必要があると思うわ。食品業界にもっと要求をすべきだと思う」とアリアナ・グランデは続けている。

アリアナ・グランデは、ドーナツを舐めた一件については謝罪しておらず、証拠となった監視カメラの映像についてレイク・エルシノア警察とリヴァーサイド郡の公衆衛生局が調査を進めていると『ハリウッド・レポーター』が伝えている。

その時の映像はこちらから。

アリアナ・グランデは、先日、ラッパーのビッグ・ショーンとの破局の後、男性上位主義に関するエッセイを投稿している。

彼女は、メディア上で「女性蔑視」について批判しており、「女性が『昔の/今の彼女』みたいに、男性の過去・現在・未来に関連付けて呼ばれるような世の中にうんざりしている」と発言している。

自分の恋愛にまつわるゴシップ話を一蹴してから、アリアナは次のように語っている。「女性がセックスに関する『話題』を持ち出すと、恥を知れと責め立てられる! でも、男性が女性(『ビッチ』や『尻軽』とか言われる方が普通ね……ステキなことだこと!)とかについて『軽口を叩く(ラップする)』と……何だか楽しまれるわけじゃない?」

「女性に対する二重基準や女性蔑視の風潮は今でも存在するわ。人が誰とデートしてるとか、結婚したとか、付き合ってるとか、エッチしてるとか(してないとか)、一緒にいるとか…そんなことじゃなくて、その人が誰なのか、ちゃんと個々の人間として認めてくれる社会が来ることを心待ちにしているわ」。

このエッセイについては多くのミュージシャンがアリアナ・グランデの意見に同意している。テイラー・スウィフトは、「アリアナ、あなたをいつも誇りに思っているわ。特に今日はそう感じた」と返事を送っている。

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