リンゴ・スターの息子であるザック・スターキーはリンゴ・スターをはじめ、エルトン・ジョンやガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュ、イギー・ポップといった豪華ミュージシャンが参加したチャリティ・アルバムをリリースすることを予告している。
ザ・フーでドラムを担当しているザック・スターキーはソーシャル・メディアでこのプロジェクトに関する情報を明かしている。ザック・スターキーは2017年にザ・フーとガンズ・アンド・ローゼズがロック・イン・リオに出演した日があったことで、このプロジェクトが実現したと述べている。
「ダフ・マッケイガンと私で地元のスタジオに行って、T. レックスの“Children Of The Revolution”のベースをレコーディングしたんだ」
「父がロサンゼルスでドラムを叩いてくれて、その時は僕がベースを適当に弾いていた。それで、リオでダフ・マッケイガンにベースを入れてもらったんだ。ツアーの数週間後にニューヨークでスラッシュと共にギターを録音した。妻のシュシュ・リガースのガイド・ヴォーカルを入れて送ったら、エルトン・ジョンが素晴らしいピアノを演奏してくれたんだ」
ザック・スターキーは次のように続けている。「シュシュ・リガースはアクセル・ローズと繋がりがあって、彼が歌いたいと言ってくれたんだ。アクセル・ローズは最高だった。素晴らしいヴォーカルなんだ」
ザック・スターキーは現在この音源はミックスの段階にあると語っており、この音源はティーンエイジ・キャンサー・トラストのためにオークションにかけられる予定だという。
他のゲストについてザック・スターキーは次のように述べている。「僕とシュシュ・リガースのプロデュースで、フル・アルバムにはさらにザ・ビートルズ、ザ・スミス、プリテンダーズのメンバー、リチャード・アシュクロフトやイギー・ポップなど、たくさんの人が参加しているんだ」
先日、ザ・フーはオーケストラと共演したライヴで今年のティーンエイジ・キャンサー・トラストを開幕させており、“Pinball Wizard”、“Overture”、“We’re Not Gonna Take It”といった楽曲のアレンジが刷新されていた。
パール・ジャムのエディ・ヴェダーはザ・フーと共演して、1973年発表のアルバム『四重人格』に収録の“The Punk And The Godfather”を披露している。
ロジャー・ダルトリーにとって最後のチャリティ公演となった「オヴェイション」と題された3月24日の公演ではエディ・ヴェダーは娘のオリヴィアとグレン・ハンサードをスペシャル・ゲストに迎えてパフォーマンスを披露している。また、ポール・ウェラーはロジャー・ダルトリーと共演して、“So Sad About Us”を披露している。
ロジャー・ダルトリーはティーンエイジ・キャンサー・トラストのキュレーターは退くものの、名誉パトロンを引き続き務めることが決定している。
昨年、ザック・スターキーはハッピー・マンデーズ&ブラック・グレープのショーン・ライダー、ライドやオアシスのアンディ・ベル、ハッピー・マンデーズのベズと共に新グループであるマントラ・オブ・ザ・コスモスのデビュー・シングルをリリースしている。
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