ブライアン・イーノは自身のドキュメンタリー作品『イーノ』のサウンドトラックより新曲“All I Remember”が公開されている。
“All I Remember”はゲイリー・ハストウィットが監督した『イーノ』の最後で使われている楽曲となっている。同作のサウンドトラックの詳細は先月発表されている。
“All I Remember”のミュージック・ビデオはこちらから。
ブライアン・イーノはドキュメンタリーのために“All I Remember”を作ったとのことで、「瞑想的で内省的なヴォーカル・トラックで、彼が初期に影響を受けたアーティスト(ケティ・レスター、ディー・クラーク、ボビー・ヴィー)やその経験を参照している」と評されている。
“All I Remember”のミュージック・ビデオはアナモルフが手掛けており、過去と現在のブライアン・イーノを並行して捉えたものとなっている。「記憶の欠片は分裂しているものの、次の創作物へと常に向かい続けたこのアーティストのサウンド、映像、イメージが代わる代わる登場することで、一連の作品への言及となっている」とプレス・リリースでは記されている。
サウンドトラックには17曲が収録されており、「初期のソロ音源から、デイヴィッド・バーン、ジョン・ケイル、クラスター、最近ではフレッド・アゲインとのコラボレーション、最新作『フォーエヴァーアンドエヴァーノーモア』、2022年に弟のロジャーとアテネのアクロポリスで行ったライヴ音源まで」が収録されている。
ドキュメンタリー作品『イーノ』のサウンドトラックは4月19日にリリースされる。
ドキュメンタリー作品『イーノ』は今年のサンダンス映画祭で初上映されており、UKではブライアン・イーノ、ゲイリー・ハストウィット、ブレンダン・ドーズによるトーク・セッションのある形で4月20日に上映されている。
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