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アイアン・メイデンのフロントマンであるブルース・ディッキンソンはバンドとソロでの制作過程の違いについて語っている。

ブルース・ディッキンソンは18年ぶりとなるソロ・アルバム『ザ・マンドレイク・プロジェクト』を3月1日にリリースすることが決定している。アルバムはギタリストのロイ・Zをパートナーに迎えて制作されており、次のように語っている。「このアルバムは僕にとってとても個人的な歩みであり、すごく誇りに思っているよ。ロイ・Zと私で長年にわたって計画して、曲を書き、レコーディングしてきたんだ。やっとみんなに聴いてもらえるのが楽しみだよ」

『メタル・ハマー』誌のインタヴューでブルース・ディッキンソンはアイアン・メイデンの活動とは別にソロ・アルバムを作る理由について語っている。「アイアン・メイデンが楽しくないわけではないけど、子どものように遊ぶことはしないからね」

「スティーヴ・ハリスというのはすごく具体的に指示を出す人で、その通りにやらなければいけないんだよ。常にそうやってきたし、まさにそれでうまくいっているからね」

ブルース・ディッキンソンは次のように続けている。「一方、僕とロイ・Zの場合は砂場にいる子どものようだからね。『おい、これを見てくれ。このおもちゃは鼻の穴に入れられるぞ』という感じでね。活気に満ちているんだよ」

ブルース・ディッキンソンはソロ・アルバム『ザ・マンドレイク・プロジェクト』に収録されている“Resurrection Men”でボンゴにも挑戦している。

「(『ザ・マンドレイク・プロジェクト』でドラマーを務めた)デイヴ・モレノは叩いたり振ったりするための大きな箱を持っているんだ。それで、それを手にとって、『素敵なサウンドだね。やってみよう。ボンゴっていうの? 最高だね』という感じだったよ」

ブルース・ディッキンソンは『ザ・マンドレイク・プロジェクト』ではギターも演奏しており、“Face In The Mirror”ではソロも披露している。

「控えめに言っても必要最低限のことしかやらない人間だけどね。ペンタトニックとジントニックの区別もつかないんだ。自分のギター・プレイを評価するつもりはないけど、素晴らしいサウンドだったら、いいなとは思うよね」

『ザ・マンドレイク・プロジェクト』はアルバムにとどまらず、同名のコミックも刊行されることとなっている。ストーリーは科学とオカルトの天才を背景に、権力、虐待、アイデンティティをめぐる闘争を描いたダークでアダルトな物語となっているという。

アイアン・メイデンは2024年9月に来日公演を行うことが決定している。

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