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AC/DCは“Back In Black”のミュージック・ビデオがYouTubeで10億回の再生回数を突破したことが明らかになっている。

“Back In Black”のミュージック・ビデオは2012年11月にYouTubeにアップされており、2021年に10億回を超えた“Thunderstruck”に次いで、AC/DCにとって大台を突破した2曲目の楽曲となっている。

アルバム『バック・イン・ブラック』は2019年12月にアメリカレコード協会によってアメリカでのセールスが2500万枚に達したことが認定されている。

AC/DCのブライアン・ジョンソンはボン・スコットが生前『バック・イン・ブラック』の歌詞を書いていたという説について言及している。

ボン・スコットは1974年から1980年に亡くなるまでAC/DCのヴォーカリストを務めており、ブライアン・ジョンソンは1980年以降、AC/DCのシンガーを引き継いでいる。

自伝『ザ・ライヴス・オブ・ブライアン』においてブライアン・ジョンソンはボン・スコットが生前『バック・イン・ブラック』の歌詞を書いていたという説に異議を唱えている。

米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューでブライアン・ジョンソンはこの噂に言及した理由についても語っている。「1人のあるジャーナリスト、オーストラリアのライターなんだけど、そいつが良しとしなかったんだ。もちろん、マルコムとアンガスは『デタラメだらけだ』と言っていたよ」

「僕としては『あなたたちから言ってもらえればと思うんだけど』と言ったんだけど、2人のアティテュードは常に『放っとけ。言わせておけばいなくなるだろ』というものだった。もちろん、ボン・スコットが書いていないことは日に日に明らかになっていった。だって、まだリフが書かれていなかったからね。2人はやっている最中だった。だから、何も言わないでいたんだ。そうじゃないと、ボン・スコットに名声を与えることになっていただろうからね」

ブライアン・ジョンソンは次のように続けている。「すごく引っ掛かっていたわけじゃないんだけど、たまにファンが来て、『あいつがこんなことを言っているよ』と言ってくるんだ。でも、それは事実じゃない。当時はインターネットがなかったから、オーストラリア以外に広まることはなかった。でも、『ひどすぎる。説明しなければならない』と思ったんだ。本に書いた理由はだからだよ。これを最後に赤子を眠りにつかせることにしたんだ」

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