NME

Photo: NME

米『ローリング・ストーン』誌が報じたところによると、ノエル・ギャラガーは、ソロ・プロジェクトであるノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ名義で昨年リリースした『チェイシング・イエスタデイ』に続く作品を鋭意制作中だという。

「俺は今、スタジオに入ってるんだ」とノエル・ギャラガーは米『ローリング・ストーン』誌に語っている。「相当にやらかしてる最中なんだよ」

ノエル・ギャラガーには、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ名義での3枚目のアルバムに対して明確なゴールがあるという。「俺がやってるあれこれは、今回の場合特に、という意味だけど、アメリカではマジできっちりと無視されることになると思う」とノエル・ギャラガーは語っている。「他の作品が相手にされなかったのとはレベルが違う。まったく無視されることになるよ。それが俺の目指してるところなんだ、ガチで完全なる匿名性ってことだ。ニューヨークに行って、毎月誰かからしつこく質問されるのはもうウンザリなんだ。そういうのマジで終わりにしたいからさ」

注目すべき影響といえば、米『ローリング・ストーン』誌はデヴィッド・ボウイの名前を挙げている。ノエル・ギャラガーは先日、同誌に、亡き「スターマン」の音楽に対する自身の生涯にわたる特別な思いを語っており、デヴィッド・ボウイの音楽は自身の最新の作品にも引き継がれているとしている。

ノエル・ギャラガーは、“In the Heat of the Morning”について「この曲のほとんどの歌詞の断片を何年にもわたって使ってきた」と明かしている。「この前、この曲を聴いていて思ったんだ、『あれっ、これ無意識に自分の新しい曲のいくつかに使ってたよ』って。驚いたよ!」ノエル・ギャラガーはまた、現在制作中の自身の楽曲に1973年リリースの“The Jean Genie”のコーラスを取り入れたことについても触れている。「ほんの少しいただいちゃったよ」とノエル・ギャラガーは認めている。「あの『ウーフー!』」ね。その内、俺の曲のどれかで聴くことになるよ」

ノエル・ギャラガーは最後に笑みを浮かべ「俺は相変わらず、クソみたいにかなりイイ感じ」だと語っている。「2016年も、2015年の終盤と同じくらいに最高だよ。髪も完璧だ。薄くなる気配なんてないよ、まったくね。俺はクソみたいに繁栄中さ。そう、繁栄中なんだよ!」

※公開後、写真を変更しました。

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ