リアム・ギャラガーとザ・ストーン・ローゼズのギタリストであるジョン・スクワイアはジョイント・アルバムからのデビュー・シングル“Just Another Rainbow”の一部音源を公開している。
リアム・ギャラガーとジョン・スクワイアは先月、何度か新曲の存在について予告した後、コラボレーションによるアルバムをリリースすることを発表している。公式ウェブ・サイトと一連の動画を公開した後、リアム・ギャラガーとジョン・スクワイアはファースト・シングル“Just Another Rainbow”を1月5日にリリースすることを発表しており、「年が開けたら更なる新曲がリリースされていくことになる」としている。シングル“Just Another Rainbow”については7インチの予約も受け付けられている。
現地時間11月2日、リアム・ギャラガーとジョン・スクワイアはソーシャル・メディアで“Just Another Rainbow”の一部音源を公開している。“Just Another Rainbow”はジョン・スクワイアによるサイケデリック風のギターの上でリアム・ギャラガーが「Just another Rainbow / Dripping on my tree」と歌うものとなっている。映像はトンネルの中とタイダイの柄が映ったスクリーンの前で撮影されている。
「私にとって“Just Another Rainbow”の最も明確な解釈は失望であり、自分の望むものは得られないという感情なんだ」とジョン・スクワイアは“Just Another Rainbow”について語っている。「でも、曲のことを説明したくないんだ。それはリスナーの特権だと思うし、したいようにしてくれ。私にとっては一緒に作った中では最も盛り上がる曲だし、変わっているんだ」
リアム・ギャラガーは次のように続けている。「ジョン・スクワイアはトップのソングライターだと思う。みんな、ギタリストとしての彼のことをいろいろ言うけど、トップのソングライターでもあるんだ。俺の知る限り、両方ができる人はいないね。ザ・ストーン・ローゼズであれ、ソロであれ、彼の音楽は十分にリリースされていない。彼がまた曲を書いているのを見られるのは素晴らしいよ。メロディーはメガで、ギターも当然ながらすごいんだ。でも、ギターをなくしても、アコースティックで聴ける曲だし、それでも衝撃を受けるんだ」
リアム・ギャラガーは昨年6月にネブワースで行った公演で“Champagne Supernova”でジョン・スクワイアを迎えており、その際にコラボレーション作があることも予告していた。当時、リアム・ギャラガーは「スーパーグループが始まる」とツイートしていた。
今年10月にはリアム・ギャラガーは「ザ・ビートルズの『リヴォルヴァー』以来、最高のレコードだよ」ともツイートしていた。ファンがこのツイートについて「ビッグ・ステートメント」と評すると、リアム・ギャラガーは次のように答えている。「これから出るもののほうがビッグだよ。俺は謙虚だけど、ものすごいんだ」
リアム・ギャラガーがマックルズフィールドにあるジョン・スクワイアのスタジオを訪れたことでプロジェクトはさらに進み、プロデューサーのグレッグ・カースティンを迎えた3週間に及ぶロサンゼルスのセッションで完成に至っている。グレッグ・カースティンはセッションでベースを担当しており、アトムス・フォー・ピースなどへの参加で知られるジョーイ・ワロンカーがドラマーを務めている。
ポール・“ボーンヘッド”・アーサーズはリアム・ギャラガーとジョン・スクワイアのコラボレーション作を聴いたとして、「すごく素晴らしいんだ」と語っている。
リアム・ギャラガーとジョン・スクワイアのコラボレーション作に参加しているのかと訊かれたポール・“ボーンヘッド”・アーサーズは次のように答えている。「まったく関わっていないんだけど、聴かせてはもらったよ」
「何も言うつもりはないよ。みんなにはドキドキしていてもらいたいんだ。あれこれ言うつもりはないけど、最初から最後まで聴かせてもらった」
「僕が言うことじゃないからね」とポール・“ボーンヘッド”・アーサーズは続けている。「彼自身に任せることにするよ。すごく素晴らしいんだ」
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