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スマッシング・パンプキンズはディズニーのクリスマス特番『ザ・ワンダフル・ワールド・オブ・ディズニー:マジカル・ホリデー・セレブレイション』に出演して、クリスマス・ナンバーを披露している。

11月26日にABCで放送されたこの特番はフロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールドからの中継となっており、フロントマンのビリー・コーガン、ギタリストのジェイムス・イハ、ドラマーのジミー・チェンバレンはシエラ・スワンが加わる形で未発表のクリスマス・ソング、“Evergreen”、ビング・クロスビーの“Silver Bells”をシンデレラ城前で披露している。

パフォーマンスの一部映像はこちらから。

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『ザ・ワンダフル・ワールド・オブ・ディズニー:マジカル・ホリデー・セレブレイション』はディズニープラスで配信されており、他にも音楽アーティストはDJキャレド、アンドラ・デイ、トリー・ケリーらが出演している。

パフォーマンスの前に行われたインタヴューでビリー・コーガンはディズニーへの愛について語っており、家族で定期的にテーマパークを訪れていることを明かしている。「プロレスの世界で仕事をしているんだけど、プロレスの大ファンのことはマークと呼ぶんだ。その意味では自分はディズニー・マークだね」

「昔のディズニーランドの品々を集めているんだ。1955年のオープニングの日のものも持っているんだ。だから、ディズニーで演奏してくれないかと言われた時は『何でもやるよ』という感じだった」インタヴューでビリー・コーガンは家に7本のクリスマス・ツリーがあり、それを「ヴィンテージのオーナメントで飾っている」とも語っている。

ビリー・コーガンはディズニーのテーマパークのファンとして知られており、ウォルト・ディズニー・ワールドを歩き回っているところをファンに目撃されたり、ディズニーランドのビッグ・サンダー・マウンテンに乗っているところを写真に撮られたこともある。その写真はやがて『ファミリー・ガイ』でも取り上げられている。

今年10月、スマッシング・パンプキンズはギタリストのジェフ・シュローダーが脱退したことを発表している。

バンドの公式ソーシャル・メディアに投稿された声明でジェフ・シュローダーは次のように述べている。「今の時点になって2007年にスマッシング・パンプキンズに加入した時、自分が何に巻き込まれるのかまったく分からなかったというのは簡単だ。チャンスはどこからともなく現れた感じだった。UCLAで比較文学の博士号取得を目指していた時、親しい友人がメッセージをくれて、スマッシング・パンプキンズがギタリストを探していると言ってたんだ」

「バンドの大ファンだった私はオーディションに身を投じることとなった」とジェフ・シュローダーは続けている。「人生で下した最高の決断の一つだった。16年間、バンドと作られた膨大な思い出は数え切れないほどたくさんある」

「とても難しい決断だったけれど、少し違う道を模索するためにバンドを離れることにしたんだ。ビリー・コーガン、ジミー・チェンバレン、ジェームス・イハには素晴らしいバンドメイトとよき友人の両方で感謝したい。これからもみなさんとのステージが恋しいだろうね。バンドの今後の成功を願っている。自分も聴いたり観たりしていくよ」

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