ザ・ラスト・ディナー・パーティーはデビュー・アルバム『プレリュード・トゥ・エクスタシー』をリリースすることを発表して、新曲“On Your Side”が公開されている。
デビュー・アルバム『プレリュード・トゥ・エクスタシー』は2024年2月2日にリリースされる。アルバムにはこれまでリリースされてきた“Nothing Matters”、“Sinner”、“My Lady Of Mercy”も収録される。
アークティック・モンキーズ、フローレンス・アンド・ザ・マシーンらを手掛けてきたジェイムス・フォードがプロデュースしたアルバムからは新曲“On Your Side”が公開されている。
“On Your Side”についてバンドは「どうしようもないラヴソング」と評している。「相手が何をしても、どんなに傷ついても関係なく、どんなに離れるべきだとわかっていても、逃げ出せないほど誰かに尽くしていることを歌っている」
ザ・ラスト・ディナー・パーティーは次のように続けている。「アウトロはスタジオでの素晴らしい即興から生まれた。ジェイムス・フォードが持っていたシンセサイザーはどんなことをやってもワープしてディレイするものだった」
「それで、シンガーのアビゲイル・モリスとキーボーディストのオーロラ・ニシェヴシがランチの後にスタジオにいたんだけど、ピアノとヴォーカルで即興をやって、最後の吐息まで音を積み重ねていった」
「それはまるで毒々しい関係の終わりのような揺らぎのある胸の痛むようなセクションになった。解体されて断片化し、痛ましく、最終的には解放される」
アルバム『プレリュード・トゥ・エクスタシー』のインスピレーションについてバンドは次のように述べている。「エクスタシーとは、情熱の恍惚から荘厳な苦痛まで、人間の感情の両極端の間を揺れ動く振り子のことで、このコンセプトが私たちのアルバムを結びつけている」
「このアルバムは私たち自身の考古学であり、その構成要素から私たちの共有体験や個々人の体験を掘り起こすことができる。ソロのためにギターを取り除き、日記から直接告白をさらけ出し、ヴィジョンを実現するためオーケストラまで招集した」
バンドは次のように続けている。「この作品を世に送り出すことは、私たちにとってこの上ない名誉であり誇りであり、私たちのすべてです」
ザ・ラスト・ディナー・パーティーは現在初のアメリカ・ツアーを行っており、その後、年内はホージアのツアーのオープニング・アクトを務め、2024年2月1日にはロンドンのラウンドハウスで単独公演を行うことが決定している。
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