ザ・ローリング・ストーンズのフロントマンであるミック・ジャガーは2台目となる自身のブランドのハーモニカが販売されることが発表されている。
ミック・ジャガーは今年1月にホワイ・ナウとリー・オスカーとのコラボレーションによって限定のハーモニカを販売しており、1ヶ月あまりで完売している。今回、ミック・ジャガーは赤のハーモニカに黒のミック・ジャガーのロゴが入った第2弾を発表している。
プレス・リリースでコラボレーションについてミック・ジャガーは次のように述べている。「第1弾のハーモニカへの反響には驚いたよ。ハープを演奏するのを楽しんでくれていたらと思うし、僕の大好きな楽器をより多くの人が気に入ってくれたらと思う」
ミック・ジャガーは次のように続けている。「最近ではリル・ナズ・X、ケンドリック・ラマーも使っていて、これからも長い間、ハーモニカが世界中のステージを飾ることになると確信しているんだ」
この一品については「ミック・ジャガーがその象徴的なキャリアを通して使用した正確な仕様を忠実に再現した綿密に設計されたハーモニカ」であり、「紛れもないミック・ジャガーのブルース・サウンド」を再現する機会を提供すると評されている。
第1弾と同様にハーモニカはミック・ジャガー仕様のケースに梱包される。ハーモニカは1本を59ポンドで購入するか、C・A・Gのダイアトニック・コードの3本セットを300ポンドで購入するかを選択できる。3本セットはヴィーガン・レザーのケースに梱包され、手書きの番号が記されたアートカードが封入されている。
ハーモニカはミック・ジャガーの公式サイトとリー・オスカーの実店舗で販売される。ミック・ジャガーはこのハーモニカに合わせて限定Tシャツも発表しており、こちらは公式サイトのみで販売される。
ザ・ローリング・ストーンズは10月20日に通算24作目となる18年ぶりのオリジナル・アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』がリリースされることが決定している。
アルバムにはポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、元ベーシストのビル・ワイマンらが参加しており、リード・シングル“Angry”が公開されている。
アルバムからはレディー・ガガとスティーヴィー・ワンダーが参加した“Sweet Sounds Of Heaven”も公開されており、レディー・ガガとのレコーディングについて次のように振り返っている。
「彼女は素晴らしいシンガーで、あんなスタイルで歌うのを聴いたのは初めてと言っていいくらいだった」とミック・ジャガーは語っている。「一つの部屋でライヴ録音したんだけど、素晴らしい体験だった。彼女が部屋に来てくれて、心を開いて、自分のパートを見て、自分なりのやり方を感じて、自信を深めていった」
また、ミック・ジャガーは新作『ハックニー・ダイアモンズ』でポール・マッカートニーと共演したことについて語っている。
「彼にパンク・チューンで弾いてもらえないかと提案したんだ。うまくいくのかは分からなかった。でも、彼はロックだし、そういうのを弾くのが大好きだからね。彼も『バンドと演奏できるなんて素晴らしいね。バンドと演奏できるなんて楽しみだよ』と言ってくれたよ」
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