Photo: Andy Cotterill

ジョニー・マーはコンピレーション・アルバム『スピリット・パワー』をリリースすることを発表して、新曲“Somewhere”が公開されている。

11月3日にリリースされるコンピレーション・アルバム『スピリット・パワー』はプレス・リリースによれば、ソロ・キャリアの「最初の10年間における幅広い音楽的才能」に焦点を当てたものになるという。

このアルバムにはジョニー・マーがジェイムス・ドヴィアックと共同プロデュースした2曲の新曲“The Answer”と“Somewhere”が収録される。

“Somewhere”のミュージック・ビデオはこちらから。

ジョニー・マーは“Somewhere”をザ・キルズとブロンディと共に行った2022年のツアーの間に書いたということで次のように述べている。「長年、たくさんのアリーナで演奏してきたけど、曲作りでは隠れるところはどこにもないんだ。曲がうまくいくためにはバンガーでなければならない。そういう風に考えるのはクールとは言えないというのも分かるけど、両親がモータウンを聴いていた家で育ったんだ。フック満載じゃないと、曲なんかリリースしてもらえないんだ」

アルバムには2013年発表の『ザ・メッセンジャー』、2014年発表の『プレイランド』、2018年発表の『コール・ザ・コメット』、2022年発表のダブル・アルバム『フィーヴァー・ドリームス』からジョニー・マーが個人的に選んだ曲が収録される。

コンピレーションにはアルバムに収録されなかった“Armatopia”、マキシン・ピークとの“The Priest”、2015年のレコード・ストア・デイにリリースしたデペッシュ・モードの“I Feel You”のカヴァーも収録される。

デラックス・エディションには“Hi Hello (Demo)”、“Somewhere (Demo)”、“The Answer (Crazy Face Version)”、“The Messenger (Demo)”、“Speak Out Reach Out (Crazy Face Version)”といったデモ音源やレア音源も収録される。

「ペット・ショップ・ボーイズのクリス・ロウと時々話をするんだけど、日中に聴きたくなるような曲を書くのがどれだけ難しいかと思うんだ」とジョニー・マーはこのコンピレーションでのメロディー愛について語っている。「少しムーディーな方が、クールだと思われやすい。でも、僕にとってのこのレコードの使命は、学校へ行く途中、ジムへ行く途中、仕事からの帰り道に聴けるような曲を作ることだった」

アルバムのトラックリストは以下の通り。

‘Armatopia’
‘New Town Velocity’
‘Easy Money’
‘Spirit Power & Soul’
‘Hi Hello’
‘Somewhere’
‘The Messenger’
‘I Feel You’
‘The Answer’
‘Dynamo’
‘Spiral Cities’
‘Night and Day’
‘Sensory Street’
‘Walk Into The Sea’
‘Candidate’
‘Tenement Time’
‘Hi Hello’ (Demo)
‘Somewhere’ (Demo)
‘The Answer’ (Crazy F Version)
‘The Messenger’ (Demo)
‘Speak out Reach Out’ (Crazy F Version)

ジョニー・マーはソロ・アーティストとしての活動10周年を記念して30人編成のオーケストラと共演する公演をマンチェスターで行うことも決定している。

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