ダフト・パンクとコラボレーションしてきたトッド・エドワーズはダフト・パンクの2人が「もう同じページにはいなかった」と考えていると語っている。
ダフト・パンクがYouTubeで公開しているドキュメンタリー・シリーズ『メモリー・テープス』は通算4作目となる最後のアルバム『ランダム・アクセス・メモリーズ』の10周年を記念したもので、その最新回でトッド・エドワーズは次のように語っている。「彼らが解散した時、既に彼らは音楽的に違う方向に向かっていたんだ」
「ギ=マニュエル・ド・オメン=クリストはヒップホップの領域に惹かれているようだったし、トーマ・バンガルテルは映画監督でもあった。もう同じページにはいなかったと思うから、自分はショックを受けなかったよ」
トッド・エドワーズはセカンド・アルバム『ディスカバリー』に収録の“Face to Face”で初めてダフト・パンクと仕事をしており、ヴォーカルと共同プロダクションを手掛けている。トッド・エドワーズは『ランダム・アクセス・メモリーズ』に収録の“Fragments Of Time”でも同じ役割を果たしている。
ダフト・パンクの終焉についてトッド・エドワーズはもうエレクトロニック・デュオでないことを嘆くのではなく、他のミュージシャンたちはインスピレーションを感じるべきだと語っている。
「あれだけ人々が打ちひしがれたという事実はダフト・パンクが必要とされていることを示していると思う」とトッド・エドワーズは語っている。「どちらかと言えば、よりクリエイティヴになること、チャンスをつかむこと、同じことを続けて安全なことをやるのを止めることに繋がればと思っているんだ」
先日、ダフト・パンクのメンバーであるトーマ・バンガルテルはグループを終わらせられたことについて「ほっとしている」と述べている。
BBCラジオ6ミュージックに出演したトーマ・バンガルテルはダフト・パンクを幕引きできたことは「いい気分」だったとして、1997年のデビュー・アルバム『ホームワーク』以降、これだけ長く音楽を作り続けられたことに驚かされることもあると説明している。
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