ノエル・ギャラガーはオアシスとの初ライヴを前に「立ってギターを弾いたことがなかった」ために感じたストレスを振り返っている。
ギブソンTVの「アイコンズ」のインタヴューでノエル・ギャラガーは90年代初頭にオアシスに加入して、何度かリハーサルしかやったことのなかった時期について語っている。
「自分の曲を一つやってみたんだ。“Columbia”なんだけど、まだインストゥルメンタルだったね」とノエル・ギャラガーは説明している。
「火曜日にライヴがあったんだ。それで、ギターを立って弾いたことがないことに気付いてさ。それだけじゃなくて、ストラップも持っていなかった。それが日曜日だよ。一文無しだったしね。立ってギターを弾いたことがなかったんだよ」
ノエル・ギャラガーは次のように続けている。「今となってはバカげたことだけどさ。でも、月曜日は俺の人生においても最もストレスを感じた1日だったと言えるね」
ノエル・ギャラガーは月曜日に「ストラップを借りて」、その後「家に帰って、ギターを初めて提げてみた」という。「鏡を見て、素晴らしい時間を過ごすことになったよ。最初にどこにギターを構えるかが重要だと思うね」
「それがどれだけ最低な奴かを示すことになる。高すぎると、イケてないだろ。低すぎると、ゴスっぽくなる。でも、ちょうどいいところだと、いい感じになるんだよ。鏡を見ながら、『いい感じじゃないな』と思ったのを覚えているよ」
しかし、最終的には「うまくいった」とノエル・ギャラガーは語っている。「24時間、悩んでいたよ。携帯電話とかカメラがない頃でよかったね。今見たら、相当ダサい映像になっているだろうからな。でも、同時に楽しい体験でもあったよ」
ギブソンTVによるノエル・ギャラガーのインタヴュー全編は日本時間8月25日午前4時に公開される予定となっている。
先日、ノエル・ギャラガーは最近はライヴでも歌詞を忘れるようになってきたことを明かしている。
マット・モーガンのポッドキャストに出演したノエル・ギャラガーは今回のツアーで気付いたことについて語っている。「『この曲の次の歌詞は何だったかな?』って自覚しながら考えている自分がいることに気付いたんだよ。考えてみるしかないという感じでね」
ノエル・ギャラガーはポール・マッカートニーやエルトン・ジョンのように歌詞を表示するプロンプターを使う可能性についても触れている。「最終的には必要になるということは分かってるよ」
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは12月に来日公演を行うことが決定している。
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