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エド・シーランは新たなインタヴューでAIについての見解を語っている。

先日、スティングはAIによって生成された音楽は「ダンス・ミュージック」としては機能するが、「感情を表現する」曲は難しいのではないかと語っている。一方、スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンは「僕のように地下室で10000時間を過ごさなくていい」から「AIが音楽を永遠に変えることになる」と語っている。

今回、オーデシーの新たなインタヴューを受けたエド・シーランはAIについて次のように語っている。「AIについて理解できないのは、ここ60年間にわたってハリウッド映画が『やっちゃいけない』と言ってきたわけだよね。でも、今はみんなが手を出しているんだ。AIに殺される映画を観たことないのかな?」

彼は次のように続けている。「あとは、なんで必要なのかも分からないんだ。人間から仕事を奪ってしまうことになるなら、それはよくないことなんじゃないかと思う」

「みんなが仕事をしているというのは社会全体の重要なことだよね。全部ロボットがやるなら、全員が仕事を失うことになる。AIはちょっとおかしいんじゃないかと思っているんだ」

一方、ジョン・ライドンはAIについて「最終的に決断まで下されることになり、危険になことになるだろう」と語っている。

AIがアートに与える影響がどんどん大きくなっている現状についてジョン・ライドンは次のように語っている。「そうした技術を掌握して、情報を与え、ガイドラインを決めているのは誰なのだろう? 道徳的な規範はどういう形でどこにあるんだろうか? いまやAIは若い人々の気持ちを支配するところまで浸透してきている。これは何を生み出すんだろうね?」

ジョン・ライドンは次のように続けている。「自分としてのアドバイスはこういう状況に小さな一歩を踏み出してみることだね。Siriとか、そういうものを家からなくしてみるんだよ。最終的に決断まで下されることになり、危険になことになるだろうからね」

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