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ポール・マッカートニーは亡くなった作曲家のカール・デイヴィスに追悼の意を表している。享年86歳だった。

カール・デイヴィスの遺族は8月3日にカール・デイヴィスが脳出血で亡くなったことを発表している。

ポール・マッカートニーはカール・デイヴィスと一緒に座る写真を投稿して、次のように述べている。「友人のカール・デイヴィスが亡くなったと聞いて、すごく悲しいよ」

「カールと僕は一緒に『リヴァプール・オラトリオ』を書いたんだ。あれは僕にとって初めてクラシックに全面的に進出した作品だった。あれを実現するのに彼と取り組んだのは楽しかった。彼の家によく行っては、曲を書き始めたものだった」

「僕がアイディアを投げると、彼は手書きでそれを書きつけていた。そうすることで彼がアイディアを投げ返すのが楽になって、そうやって進んでいった。彼は一緒にやるにあたって卓越していて、楽しい人だったんだ」

ポール・マッカートニーは次のように続けている。「リヴァプール大聖堂で作品を披露することになった時、大聖堂の聖歌隊のオーディションに落ちたことのある僕にとってはロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団と一緒に戻ってこられたことはすごく興奮したよ」

「カールと過ごした時間はすごく楽しいものだった。愛と哀悼の意を表します」

カール・デイヴィスは1981年公開の映画『フランス軍中尉の女』の音楽で英国アカデミー賞とアイヴァー・ノヴェロ賞を受賞し、1995年にBBCが放送した『高慢と偏見』の音楽も手掛けている。

カール・デイヴィスの遺族は声明で次のように述べている。「脳出血で今朝、カール・デイヴィスが亡くなったことを発表するのに胸を痛めています」

「カール・デイヴィスの功績は音楽に驚くべき影響を与えていくことになることを誇りに思います。有能なオールラウンド・ミュージシャンだった彼はこの世代にとってサイレント映画を再発明する原動力となり、最も愛され、覚えられているイギリスのテレビ・ドラマのスコアを手掛けました」

ポール・マッカートニーは先日発表したオーストラリア・ツアーでシドニーで追加公演を行うことが決定している。追加公演は10月28日にアリアンツ・スタジアムで開催される。また、11月から12月にかけてブラジル公演を行うことも決定している。

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