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レッド・ホット・チリ・ペッパーズのギタリストであるジョシュ・クリングホッファーは彼が在籍していた頃のほうがバンドは「クールな音楽をやっていた」と語っている。

ジョシュ・クリングホッファーはバンドのツアー・メンバーを務めた後、ジョン・フルシアンテの脱退を受けて、2009年にレッド・ホット・チリ・ペッパーズに加入している。彼は2011年発表の『アイム・ウィズ・ユー』、2016年発表の『ザ・ゲッタウェイ』の2枚に参加している。

2019年、ジョン・フルシアンテが復帰するのに伴って、ジョシュ・クリングホッファーはレッド・ホット・チリ・ペッパーズから脱退することとなっている。レッド・ホット・チリ・ペッパーズは昨年『アンリミテッド・ラヴ』と『リターン・オブ・ザ・ドリーム・カンティーン』という2枚のアルバムをリリースしている。

ブラジルのポッドキャスト『5ノータス』に出演したジョシュ・クリングホッファーは彼がまだメンバーだった頃のほうがバンドは「クールな音楽をやっていた」と語っている。

「まだ、2枚目の『リターン・オブ・ザ・ドリーム・カンティーン』は聴き終わってないんじゃないかな」とジョシュ・クリングホッファーは説明している。

「飛行機で発つ前に詰め込もうと思ったんだけど、9曲目ぐらいまでしかいけなかった。残りは聴いていないんだ」

ジョシュ・クリングホッファーは脱退前にレッド・ホット・チリ・ペッパーズと取り組んでいた音源に言及している。

「彼らの新曲を聴くのはつらいよ。正直、僕らのほうがクールな音楽をやっていたと思うからね」とジョシュ・クリングホッファーは続けている。「音楽をやっている人についてネガティヴに聞こえるようなことは言いたくないんだけど、新しいアルバムを聴いた時はショックだったよ」

ジョシュ・クリングホッファーは2004年にジョン・フルシアンテとコラボレーションしたアルバム『ア・スフィアー・イン・ ザ・ハート・オブ・サイレンス』をリリースしている。しかし、ジョシュ・クリングホッファーは「最近はあまり話をしていない」と語っている。

「でも、ずっと彼には大きな愛を抱いていると言ってきた。彼は最も好きなミュージシャンの1人だし、最も好きな作曲家の1人だよ」

ジョシュ・クリングホッファーはジョン・フルシアンテとの曲を今後一緒に演奏する「可能性は否定しない」と説明している。「あの曲をもう一度演奏したり、ライヴで披露するのは楽しいんじゃないかな。一度もライヴで演奏したことないからね」

レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストであるフリーは2022年の『NME』のインタヴューで次のように語っている。「ジョシュと袂を分かつのは大きな変化だった」

「ジョシュは10年間一緒にやってきたからね。感情的に難しかったよね。彼は素晴らしいミュージシャンというだけでなく、思慮深く献身的なチーム・プレイヤーで、集団のことを考え、やさしく知的な人物だったからね。でも、アーティスティックな面で同じ音楽的言語で話すという点ではジョンとはやりやすいんだ。部屋に入って演奏し始めたら、それを展開させていく。エキサイティングだったよ」

昨年10月、ジョシュ・クリングホッファーはレッド・ホット・チリ・ペッパーズの在籍中は「クリエイティヴ面でものすごく抑制しなければならなかった」と語っている。「サウンドも確立された大御所のバンドだからね。それから逸脱するのがいかに難しいかは何度も学ぶことになったよ」

ジョシュ・クリングホッファーはプロデューサーのリック・ルービンについて「助けてもらうというよりも邪魔だった」とも語っている。

一方、フリーは新たなポッドキャスト『ディス・リトル・ライト』の配信を3月30日から開始している。

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