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レディオヘッドのドラマーであるフィル・セルウェイはバンドとして「今後数年間の内に」「何らかの」動きをすることになるだろうと語っている。

今年1月、フィル・セルウェイはバンドとして動き出すために2023年初めに「集まる」ことになると語っていた。「2023年の初めに集まることになるよ。次のことへの他のアイディアに目を向け始めるんだと思う」

今回、フィル・セルウェイは『プログ・マガジン』誌に次のように語っている。「常に話はしているんだけど、『キッド A』や『アムニージアック』でやったようなことを超える集団としてのプロジェクトが実現するには、まだまだかかるだろうね。話はしているけど、今は全員が自分なりのことをやっているからね」

「パンデミックがあって、僕らはレディオヘッドからひとまず離れることにしたんだ。そうしたら、他のことができるからね。でも、それは他のプロジェクトが大きくなっていくことを意味するわけで、そうしたプロジェクトに必要な時間を取ることにしたんだ。まあ、それでもそのうち一緒にやることになるだろうし、今後数年間の内に何らかのことはあるんだと思う」

フィル・セルウェイは今年『NME』に対して今後の展望に関して次のように語っていた。「集まって、今後の予定について話をしているよ。でも、当面はみんな他のプロジェクトがあって、それをきちんとやり遂げたいと思っているんだ。僕ら5人の間には何らかの形で音楽を作りたいという共通の気持ちがある。僕らはそうした音楽的関係を大切にしているし、それが38年間続いてきた。それは、いまだに重要なものだよ」

レディオヘッドが次にどんな方向に進むかについてアイディアを訊かれると、フィル・セルウェイは次のように答えている。「一緒に部屋に集まってみないと、その点に関してはまったく分からないね。かなりやらないと確固たる方向性は見えてこない。一言で言うと、要確認という感じだね」

「ミュージシャンの集団が気持ちを合わせて、シリンダーを開くシナリオを見つけるということだよね。そうなれたら夢のシナリオだよ。それが唯一の願望と言ってもいいよね」

レディオヘッドが最後にリリースしたアルバムは2016年発表の『ア・ムーン・シェイプト・プール』で、最後のツアーは2018年となっている。

昨年、ギタリストのエド・オブライエンはバンドの今後について次のように語っている。「あるかもしれないけど、他のこともあるから、ないかもしれないね。でも、どうなんだろうね?」

「今はレディオヘッドはやってないんだから」と彼は続けている。「自分たちのやることには真実が常にあるんだ。だから、僕らは大金を得るために集まるようなバンドじゃないんだよ」

「レディオヘッドについて言えば、数年のうちに何かをやるかもしれないし、そうじゃないかもしれない。でも、そうなるためには5人の人間が『もう一度、お前らとやりたい』ってならなきゃいけないんだ。長いことやってきたから、今は連絡をとりながら、それぞれが違った経験をしているんだと思う。そうあるべきだし、そうするべきなんだ」

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