Edward Bishop

Photo: Edward Bishop

エヴリシング・バット・ザ・ガールは来たるニュー・アルバムより新曲“Run A Red Light”がミュージック・ビデオと共に公開されている。

新曲“Run A Red Light”は4月21日にリリースされる24年ぶりの通算11作目となる新作『フューズ』に収録される。

“Run A Red Light”のミュージック・ビデオはこちらから。

“Run A Red Light”についてベン・ワットは次のように語っている。「制作では特徴を出すためにミックステクノロジーを使用した。ピアノはiPhoneで録音したものをループさせているんだ。ヴォーカルに続くシンセは、1969年に初めて製造されたアナログのEMS VCS3のライヴ・テイクだ。トレーシーは親密さを増すために、マイクに超接近して歌うことを選択した。あるヴォーカルはそのままで、あるヴォーカルはオートチューニングされている。そして最後には、音楽が蒸発するように感じるようにした。すべてがストーリーに合っているように思えた」

アルバムからはこれまでに“Nothing Left To Lose”と“Caution To The Wind”も公開されている。

バンドの再出発とニュー・アルバムについてトレイシー・ソーンは次のように語っている。「皮肉なことに、2021年3月にレコーディングをスタートしたとき、このニュー・アルバムの完成されたサウンドについて、あまり関心事がなかったの。もちろん『待望のカムバック』といったプレッシャーは承知していたから、その代わりにあらかじめ方向性を決めないで、思いつきを受け入れる、オープンマインドな遊び心の精神で始めようとしたのね」

ベン・ワットは次のように続けている。「エキサイティングだったね。自然なダイナミズムが生まれたんだ。私たちは短い言葉で話し、少し顔を見合わせ、本能的に共同作曲をした。それは、私たち2人の自己の総和以上のものになった。それだけでエヴリシング・バット・ザ・ガールになったんだ」

「プロとして長い間離れていた後、スタジオでは摩擦と自然な火花の両方があった」とトレイシー・ソーンは語っている。「私たちがどんなに控えめにしていても、それは導火線に火がついたようなものだった。そして、それは一種の合体、感情の融合で終わった。とてもリアルで生きている感じがしたわ」

新作のトラックリストは以下の通り。

Nothing Left To Lose
Run a Red Light
Caution to the Wind
When You Mess Up
Time and Time Again
No One Knows We’re Dancing
Lost
Forever
Interior Space
Karaoke

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