Anthony Tran

Photo: Anthony Tran

ザ・ユーズドは通算9作目となるアルバム『トキシック・ポジティヴィティ』をリリースすることを発表して、新曲“People Are Vomit”が公開されている。

新作『トキシック・ポジティヴィティ』は2020年発表の『ハートワーク』に続く作品で、昨年リリースされたシングル“Fuck You”も収録されている。

バート・マクラッケンは新曲“People Are Vomit”について次のように語っている。「この曲は楽しくて、キュートだと思う。みんなも気に入ってくれることを願っている」

曲を公開するにあたってザ・ユーズドはオスカー・ワイルドの言葉も引用している。「真実はピュアであることはまれで、決してシンプルではない」

“People Are Vomit”の音源はこちらから。

新作『トキシック・ポジティヴィティ』は5月19日にリリースされる。

バート・マクラッケンは前作『ハートワーク』で歌ったフラストレーションについて『NME』で次のように語っている。「ロック・ミュージックにとって完璧な場所なんだ。音楽、なかでもロック・ミュージックでは解放感を得ることができる。その背後にちょっとした弾薬があるとなおのことだ。複雑化しすぎた現代社会で、退屈が人々の生活の第一の問題であるという、かなりクレイジーな生活についてかなり取り上げている。このレコードは多くのデリケートな話題、人々が怒る可能性のあること、怒るべきこと、怒るであろうことに触れようとしたんだ」

「不確実な時代こそアートというのはものすごく重要なんだ。自分の頭に閉じこもるのは簡単だけど、音楽や音はそこから連れ出して、前を向かせてくれる。音楽とは希望をくれるんだ」

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