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エミネムの弟はラップにセンセーションを巻き起こすことになった兄と暮らしたことについて語り、「最高のロール・モデル」だったと評している。

エミネムの弟であるネイサン・“ネイト”・マシューズはエミネムの娘であるヘイリー・ジェイドが司会を務めるポッドキャスト『ジャスト・ア・リトル・シェイディ』に出演している。

ネイサン・“ネイト”・マシューズとマーシャル・マザーズは同じ母親だが、14歳差で、ネイサン・“ネイト”・マシューズは10歳差のヘイリー・ジェイドのほうが歳が近いことになる。

「ネイトは叔父で、父の弟ですが、幼い頃、一緒に暮らしていた時期もあったので、一緒に育ってきたような感じなの」とヘイリー・ジェイドは語っている。

「兄のような叔父よね。年齢よりも若い感じだし、歳の差も父より近いから、いまだに私と何歳差なのか、ちゃんと分かっていないもの。お兄さんみたいな感じよね」

ネイサン・“ネイト”・マシューズは兄の歌詞を読むと、みんなが自分たちの暮らしについて推測しようとするのも分かると語っている。

「兄は最高のロール・モデルで、自分が今のような父親になる手助けになったんだ」

ネイサン・“ネイト”・マシューズはエミネムが有名になった最初の頃についても振り返っている。「兄がテレビに出ていたり、ライヴに行ったり、サインや熱狂する人々を見て、現実のことだと理解できるようになっていった」

「『分かった。これは本当に起きていることなんだ』と思って、数年後、母親の下を離れられるようになった時、君たちのところに引っ越したんだ」

ネイサン・“ネイト”・マシューズは兄の成功を見たことで自分も書き始めるようになったと語っている。「君のお父さんから音楽のやり方、型、複合音節なんかを学んで、最初の頃はそれを試していた」

「そこからビートなんかにも取り組み始めて、自分の声や書くスキルもよくなってきたから、レコーディングを始めて、曲の届け方や人々の楽しませ方なんかの手応えを確かめるようになった」

ネイサン・“ネイト”・マシューズはそのおかげで兄と比較されやすいことは認識しながらも、そういうつもりはなく、人々に楽しんでもらえるものをやりたいと語っている。

昨年11月、エミネムはロックの殿堂入りを果たして、式典でエド・シーランとエアロスミスのスティーヴン・タイラーと共演している。

紹介役は長年のコラボレーターであるドクター・ドレーが務めており、「エミネムはヒップホップのガラスの天井を打ち破っただけの負け犬ではない。彼はそれを粉々にしたんだ」と語っている。

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