Samuel Bradley

Photo: Samuel Bradley

ザ・1975は2023年のレコード・ストア・デイのアンバサダーを務めることが発表されている。

今年は4月22日に開催されるレコード・ストア・デイの代表をザ・1975は務めることになる。数百の独立系レコード店が独占リリースされるアナログ盤や店舗でのパフォーマンスによってレコード・カルチャーを盛り上げることになる。

アンバサダーを務めるにあたってザ・1975はBBCフィルハーモニック・オーケストラとのパフォーマンスを収録したライヴ音源を初めてリリースされることも決定している。

2016年に収録された本作は2枚組のLPで、“Somebody Else”や“Chocolate”、“The Sound”といった人気曲が収録され、参加店のみで購入できる。

アンバサダー就任についてマット・ヒーリーは次のように語っている。「連中も僕も今年のレコード・ストア・デイのアンバサダーになれることは誇りだよ。独立系のレコード店は音楽業界にとっての生命線であり、自分たちの物語においても決定的な役割を果たしてきたんだ。その活気あるコミュニティとカルチャーを応援することほど重要なことはないね」

これまでのレコード・ストア・デイは昨年初となるグローバル・アンバサダーを務めたテイラー・スウィフトのほか、ノエル・ギャラガーやザ・ビッグ・ムーン、エルトン・ジョンらがアンバサダーを務めてきた。

ザ・1975は最新作『外国語での言葉遊び』の白のアナログ盤をレコード店のためにリリースしており、発売日前日にはキングストンのバンケット・レコーズでインストア・ライヴを行っている。

ベリーにあるレコード店のワックス&ビーンズのルイーズ・ジャクソンは今回の発表について次のように語っている。「今年もレコード・ストア・デイに参加するのが待ちきれません。ザ・1975のようなマンチェスターのバンドが地元の音楽的遺産を地図に載せて、レコード店のカルチャーを盛り上げてくれることは素晴らしい限りです」

「参加するすべてのレコード店同様、私たちも音楽を愛するコミュニティのハブとして店舗を繁栄させるために一年中大変な努力を重ねています。ザ・1975のようなバンドは、新たな才能を応援してきた、この国全体のインディな音楽シーンの産物です。我々のような独立系レコード店をこうした意義深い形で支持してくれることは素晴らしいことです」

ザ・1975の新しいライヴ盤は透明なアナログ盤の2LP、1CD、カセットテープの3形態でリリースされる。

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